田舎に暮らすぞ計画

東京を離れ、田舎に移住・・・八ヶ岳山麓での生活と田舎暮らしDIYの、発見の日々を綴る田舎暮らしブログ。

木製のゴミ箱を作ってみた|木工で部屋のダストボックスが蘇る!

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箱っぽいゴミ箱を作ってみました。

もっとチープな感じでよかったんですけど、材料が良すぎて重厚な感じになりました。

塗装は木固めエース(PS1000と専用シンナー)にアマニ油を追加で塗って仕上げました。

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使っていたホムセンで買ったプラスチックのゴミ箱の蓋を割ってしまい、蓋付きのゴミ箱を探していたのですが、、、コロナで暇ですし、作ってみることに!

 

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材料には、ケヤキと

 

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名前がわからない硬い木を使いました。赤茶っぽい縞模様の木目。

なんだろこれw でもかっこいい。レア材料には間違いない!
そして蓋にカラクサ模様の取っ手をつけたら、なかなかの品がでました。

 

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中はこんな感じ。ゴミ袋を挟み込む枠をつけました。

サイズは、D38cm W30cm H45cmです。

 

木製ゴミ箱の作り方

ゴミ箱の作り方は、サイトを検索しますと同じような作り方を紹介したDIYサイトがでてきますので、それを参考にしました。

【DIY】45ℓのゴミ袋がぴったり!!木のゴミ箱!

袋が見えない(#^^#) 木製ゴミ箱を作ろう(^^)

 

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材料は、長さ35cmくらいにケヤキのブロックと

 

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長さ45cmくらいの赤茶の硬い木のブロック。彫刻用?だと思います。ヤフオクにてw

 

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とりあえず、これを厚み15mmほどにスライスしていくのですが、硬くてたいへん!
うちのミニバンドソーだとパワーが足りません。

 

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すこしイカツイ刃があったので、それに交換してなんとか縦切りしていきます。

 

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それを両面カンナにかけて、

 

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なんとか揃えます。

じつは、この時点で、どうやって作るか、サイズなどなにも決まっていなかったのでした。(オイコラ)

 ここで、作り方と寸法を概ね決めていきます。いつも、材料の寸法に合わせて作るのです。

無駄が出ないように、少しでも頂いた木が活かされるように。

 

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サイズを紙に書いて、概ね切りそろえます。枠には他のものを作るときに余ったクルミの棒材を使います。

 

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まずは枠を作ります。ダボと木工ボンドで付けたのですが、強度的に、普通にビスでとめてもよかったかも。

これを底・上・そしてビニールおさえ用の3セットつくりました。

 

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枠に、赤茶の硬い板を3枚、木工ボンドで貼り付けます。

※板は前もって面取りしておきます。

 

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半分乾いたら反対側も貼り付けて、一晩固定。

 

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いい感じです。ビス留めはしなかったけど、けっこう硬く張り付いています。

 

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余分な長さをカットします。このとき、ビニールおさえようの枠の幅だけ余裕をもたせます。

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ケヤキの板のほうは、横に並べて桧の桟木をつかって木ネジで固定します。

 

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木ネジの下穴を開けるときは、下まで貫通しないように、テープで目印をつけておきます。

 

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本体につけるまえに、側面をルーターで面取りします。(角面取りビット)

 

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ケヤキ板は木枠に木ネジで固定します。

 

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箱の底のことを考えてなくて、5mmのベニヤ板を敷いてみました。

 

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蓋も3枚の赤茶の硬木を桟木でビス止めして固定。

蝶番など使おうかと思ったんですが、厚み的に難しく、取っ手だけつけることにします。

 

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今回、組み上げるまでまったくペーパー研磨せずに、最後に#240でペーパーをかけていきました。

ゴミ箱だし、そんなに丁寧にしなくても。。。。

 

木固めエースと天然塗料をコラボさせてみる

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塗装には、木固めエースのプロ用、PS1000と専用シンナーを使ってみましたが、分量が濃すぎたせいか、めちゃ塗りムラになってしまいました。

シンナーで何度か拭き取るも、テカテカw

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もういちど#240でツヤがなくなるまで研ぎます。隙間に入った塗料は残念ながらそのままw あとで気づきましたが、端っこのほうなどまだ塗りムラがのこっていました。もうちょっと丁寧にやっても良かったかな。。

 

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仕上げとして、天然塗料のボイルアマニ油を塗ってみます。

 

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テッカテカw

木固めエースが邪魔して、オイルがあまり染み込んでいきません。なので、キッチンペーパーで拭き取っていきます。

これ、アマニ油を先に塗って、そのあと木固めエースぬったほうがよかったのかも。

。。。。次はそれで!

 

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テカリがなくなれば、いい色になってきます。

 

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半乾きですが、完成!

 

学校教室の机みたいなノートパソコン用の木製テーブルを作ってみた

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自宅のノートパソコンが置けて、作業ができるようなミニテーブルを作ってみました。

あまり大きいと、邪魔だし、かといって、小さいとマウスも置けないのでは困る、といくらい。サイズは幅62cm、奥行き40cm、高さ70cmです。

デザイン選びに参考のため画像検索で調べて良さそうに思えたのは、学校の教室で使っているような学習机みたいなタイプのものでした。シンプルで使いやすそう(作りやすそう)

 

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で、作ってみたわけですが、仕上がりはなかなかです。フィニッシュには、tataraというセラミック塗料を使ってみたのですが、またこれが素晴らしかった(後述)

 

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材料は欅(ケヤキ)です。欅の一枚板があったのですが、幅拡張のため神代欅をくっつけてみたら、これがメリハリになってかっこよくなりました。

 

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ダイニングチェアとの相性もよさそう。

 

学校机みたいなノートパソコン用のデスクの作り方

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材料は、テーブル面となるケヤキの幅広板(厚み50mm)と、脚用のケヤキ板(厚み40mm長さ80cm)、それに、神代ケヤキです。ヤフオクで数千円ぶんかと。

神代ケヤキというのは、樹齢数百年以上の銘木で、色が変色して黒っぽくなった、いってみればお宝材なのです。

 

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メインのテーブル板は幅35cmでした。DEWALTの自動カンナの最大許容幅が33cmなので、2cmほどカットしてカンナをかけました。

 

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神代ケヤキもカンナをかけて厚みを合わせ、長い部分はカット。

神代の木は古びて割れや腐れが多いのですが、なんとか使えそうな幅は確保。

 

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ビスケットジョイナーで穴を開けて、

 

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ケヤキと神代ケヤキをくっつけます。

 

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圧着! ほぼぴったり。

神代ケヤキ、もうまったく反りとかなくてすごい。

 

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くっついたら、両端を揃えます。

 

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次に、脚。ミニバンドソーで縦切りします。

割れが入った格安ケヤキでしたが、うまいこと、脚が4本とれました。

 

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ルーターテーブルで厚みと直角を揃えます。35mmです。

 

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脚にクサビ用の切れ込みを入れます。

 

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木目に沿った方向に入れます。ちょっと溝が狭かったかも。

 

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脚のほぞ部分を丸く、ルーターで削ります。

 

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テーブル板の厚みが40mmなので、ホゾの長さを48mmくらいにします。

※斜めに挿すのでホゾの長さが40mmでは短すぎます。

 

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テーブル板にほぞ穴を開けます。

ほぞとおなじ直径35mm。

 

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穴あけ作業中に、板にヒビがはいっているのを発見しました。

…前もって確認せいw

 

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でもこれは、チギリを入れられるチャンスとなります。

 チギリの入れ方は過去記事で紹介。

blog.xn--88jk1b3h2621awgsmct59ki4p.net

 

 

ぬうぉおおおおお!

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板の角をサンダーで削っていたら、手を滑らせ板を落っことしてしまいました。

めっちゃ傷が・・・・・><

 

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気を取り直して、とりあえず傷を補修して、脚をつけていきます。

ボンドが乾いたら、手ノコ(アサリ無し)でカットします。

クサビのほぞ継ぎは、過去記事にて紹介済み

 

blog.xn--88jk1b3h2621awgsmct59ki4p.net

 

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わずかな出っ張りを台直しカンナで削り、真っ平らにします。

ちょっと、ボンド量が少なすぎて、クサビのところが隙間あいてしまった。。。

 

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脚の底面は手ノコでカットして揃えます。

 

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ケヤキの板にもともとはいっていた傷?割れ?

脚を組んだあとに、これを削るのはちょっと大変。

カンナで削っていきます。

 

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そのおかげで、板(裏部)にシャープさが生まれて、結果見た目がよくなりました。

 

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サンダーかけ。#180から#240→#400まで空研ぎしていきます。

 

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仕上げの塗装は、今回はじめて使ってみる、TATARAの撥水セラミック。

これ、家具職人の方が開発した、木の風合いをそのままにできる塗料です。

木部を硬化(セラミック)させて、撥水・防水効果と木のそのままの風合いを出してくれます。

木固めエースというすぐれた塗料がありますが、それに近い感じですね。

ただし、木固めエースよりもめちゃ簡単で扱いやすいのが特徴。乾燥には一週間ほどかかるようです。※表面は1日で乾燥します。

お値段がちょっと張りますが、これは、家具だったら、木固めエースよりよいかもです。

液体はサラサラで、1回目はたっぷり刷り込みます。その後数分で、2回目、さらに乾いたら3回目をウエスで刷り込み、乾く前に拭き取って、終了。30分くらいで終わって超簡単です。

 

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完成です! まだ完全に乾いてないけどw

子供の小部屋用に、薄型のウォールラック(マガジンラック)をつくってみた

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ひさしぶりにDIYしました。

八ヶ岳の麓に引っ越してきて、はや6年。小学生だった子どもが中学校に入学しまして、いつしか、わたしの引きこもり部屋(3畳ほどの納屋)を娘にゆずりました。

その部屋が狭いこともあり、スペースをとらないマガジンラック(薄型の棚)を作ってみました。よく2☓4を使って壁の棚みたいなのを作ってるアレです。

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LABRICO_Official より



そもそも、我が家には

マガジンとか雑誌とか、ないんですけどね・・・

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クルミの木の薄型ウォール&マガジンラックの作り方

サイズは、高さ130cm、幅66cmです。

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材料は、クルミの板とウォールナットの板。

厚みを3cmにそろえてあります。

縦の板は130cm、横は66cm、内側の支えは60cm

 

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長い材は、作業スペースの問題で、テーブルソーで切れないので、定規をあてて手ノコで切ります。

 

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接続にはビスケットジョイント

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細い棒の接続はダボを使います。

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棒のほうにダボ穴をあけて、ダボマーカーを差し込んで、板に印をつけて、ドリルで穴あけします。

 

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接着します。いつものベッセイクランプ。

 

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一番上の段の背面にはウォールナットの板をつかいます。

ビスドメ

 

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背中側の棒材はビスドメです。

木が反って、ダボ継ぎの隙間が開かないようになります(なるはず)

あとは、ペーパー研磨して、アマニ油を2回塗って乾かします。

 

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やりかけだった手彫りの木のスプーンを完成させた|カラトリーを自作

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コロナで時間は多分にあるのですが、この世情、やる気もなかなか吸い取られていたのですが、昨年からやりかけていたスプーンをやっと仕上げることができました。

名付けて、木まぐれスプーン。

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気まぐれなのは、制作者自身なのですが、、、

やりかけだった木のスプーンを完成させる

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昨年から型だけはとっておいたスプーンの素材。目につかない奥のほうに放置してありましたw

ただ、これ全部やる気はでないので、10本だけ加工して仕上げます。

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ベルトサンダーを使ってガリガリと削るだけです。

詳しくは、過去記事を参照

blog.xn--88jk1b3h2621awgsmct59ki4p.net

 

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あとは、スプーンの皿のところを掘る作業。これが一番大変。

 

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丸ノミで手彫りするのは手間がかかるだけでなく、骨が折れます。

 

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そして、サジも折れました。2本破損w

 

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8本は、ペーパーできれいに素地仕上げします。

スプーン研磨作業には、3Mのスポンジ研磨剤は必須

ミディアム→ファイン→スーパーファインと仕上げます。

 

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お次は塗装。

今回から、防水塗料として木固めエースを使います。

木の組織を硬貨させて防水処理するという国産スーパー塗料。

学校給食のお皿などにも採用されている安全塗料です。

品質管理の面から一般通販に出回ってませんので、専用サイトのみ販売。

kigatame.com

今回はホビー用の木固めエースは割高なので、産業用のプレポリマー♯1000番を取り寄せ、これを二度塗りしてみました。

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塗装時には、くれぐれも防毒マスクの着用を!

初めて使ったとき、普通のマスクしてたら頭クラクラして吐きそうになってましたw

そして木まぐれスプーン完成!

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なかなかの仕上がりになりました

壁掛けハンガーフックを作ってみた|帽子やヘッドホンを掛ける木製ハンガー

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以前から、私のPC部屋に、ヘッドホン(ヘッドセット)や帽子などを掛けるハンガーが欲しいと思っていました。

ということで、コロナ休業にともない、暇もあるので、サクッとつくってみました。

壁掛けハンガーフックの作り方

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材料は、40cm幅くらいのクリの厚板。

フックの部分は、ウォールナットとローズウッドという硬い木を使ってみます。

 意匠に凝った面倒な加工はいっさいせず、ほぼこのままのサイズで作っていきます。

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ほぞ組にするために墨付けします。

 

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墨付けがいちばん核心かもしれません。

スコヤとシラガキは必須ですが、

2重に引ける毛引きがあると便利

 

 

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四角い穴をあけますが、まずはドリルで大雑把に穴をあけます。

 

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あとはノミできっちり穴を掘っていきます。貫通なので、裏と表からと、交互に。

 

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掘りおわりました。

 

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フックとなる木には、丸ノコでクサビを入れる溝を切ります。

 

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クサビをつけます。

 

 クサビのつけかたは過去記事を参照

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はまり具合を確認します。

 

すこし隙間があったりしますが、まぁこんなもんでしょうw

 

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形を整えて、仕上げのペーパーをかけます。

この形にするのにたったの1時間弱ほど。

ベルトディスクサンダーは偉大です。

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木工ボンドをつけて、クサビを打ち込みます。

 

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乾いたら、アサリの無いノコで落として、整えます。

 

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桐油を塗って乾かせば完成です。

あと、ネジ穴をあけるんですけどね。

 

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なかなかの仕上がりになりました。

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キーボードのアームレスト|パームレストを自作

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最近買ったお気に入りのキーボード(Razer BlackWidow Lite Mercury White)

すごく打ちやすいのですが、手首がつかれるのでパームレスト(アームレスト)を作ってみました。

キーボードのパームレストは木で簡単に作れます

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私のつかっているキーボードはRAZERのシンプルなキーボードです。

とてもゲーミングブランドとはおもえないのですが、キーの打ちやすさ、音、軽さなど、使いやすさははんぱないです。

 

で、パームレストは余っている板で簡単にできます。

このRazer BlackWidow Lite Mercury White にぴったりと合うものを作ります。

キーボードの幅(36cm)と高さ(厚み15mm)を適当にサンダーで加工して、天然油を塗ったら出来上がりです。

板は、ウォールナット。74cmだったので2個つくりました。

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手首を置く部分を、わずかに凹ませてフィット感を出しています。

市販品にはできない手作業だからできる部分ですね。

 

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うん。かっこいいよ。

自宅の ポスト兼宅配ボックスを自作してみた

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コロナのおかげで失職中です。

収入はないけど、支出はあります。光熱費も家賃も払わねばならないし、、、、どうしようもありませんね。

ただ、時間はある。そして空気はおいしい。

ということで、ポストを兼ねた宅配ボックスの完成です。

不在時だけでなく、宅配業者との接触なく荷物の受け渡しができるのでコロナ対策にもうってつけじゃないですか!?

というのは後付けで、実は昨年から作りかけで、作業が中断していました。

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こんな感じになります。

上がポスト用、下が宅配収納スペースです。

 

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ポスト部は、手紙が入れやすいように穴を開けようとおもってたんですが、ステンドグラスの擦りガラスをはめ込みました。これで、ポスト内に手紙が入っているかどうか、いちいち開けなくてもわかります。

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金具はかなり悩み、スライド丁番を使いました。

しかも下から開いて上に跳ね上げるタイプなのに、出し入れしやすいように反対に付けてしまった。。。

 

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本体はスギですが、扉はクルミの枠にシナベニヤを使いました。

真ん中に隙間をあけて、宅配物が入っているかわかるようにしています。

 

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宅配スペースには小棚を作ってあり、ここにハンコとか置いておけます。

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オリジナル宅配ボックス&ポストの作り方

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まとめ買いしていた最後の杉板。節の少ない長洲産の分厚い板です。

箱の本体部分はこれを使います。

 

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墨付けを間違いないように気を付けます。

いつも、ここで間違います。。

 

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ビスケットジョイナーで穴を開けます

 

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そして固定。

ほぼ垂直に組めました。

 

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背面の板が無かったので、2×4の杉板をホムセンで買ってきました。

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ここは木ねじで固めていきます。

 

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扉にはクリの木を使います。

屋外用にはちょっともったいない気もします。

 

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枠の長さを決めてカットしていきました。

 

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枠組には、ほぞカッターというルータービットを使ってみます。

 

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すっごい楽に、こんなホゾが掘れます。

 

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ポスト用にガラス窓をつけます。

久しぶりのガラスカット。

ガラスカッターのオイルは灯油でOK

 

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ポストの扉を組みます。
強度は微妙ですが、ほぞカッター楽ですw

 

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こちらは、宅配BOX側の扉。
ガラスにしようとおもったけど、長さ60cmを超えるので、面倒だし、割れたら修正きかないので、シナ合板を入れました。

 

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ポストの開閉に、スライド丁番を使います。

実は使うの初めて。

 

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複雑そうで敬遠していたのですが、原理がわかると簡単。

穴(径35mm)を開ければはめられます。

 

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あとは木ねじで固定。

 

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取っ手はアンティークのセラミックノブ

 

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箱と扉が組み終わったので、サンダーとサンドペーパー、手カンナで表面を仕上げていきます。

 

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ポストマークは時計作成のときに使った黒檀の細い棒を使いました。

 

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こんな感じ。

 

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BOX側の扉もアンティーク丁番で取り付けます。

 

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塗装には、屋外用のペンキだと思うのですが、今回は木固めエースをつかます。

一応耐水効果は高いです。

もし、劣化してきたら、そのときはペンキかもね。

 

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それから、今回初めて使った防毒マスク。
いつも普通の防塵マスクをしていたのですが、木固めエースを吸い込んで頭がくらくらしたので、これを使ってみました。

恐ろしいほどに何も臭いがしなくて、本当に防毒マスクの機能をはたしています。

これ、コロナ対策では最強ですね。

ただ、、、

鼻水が中で垂れてきたらどうしようもないという。。。

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塗装したあとは乾かせば、完成です。

 

追記

1年後、、、

やはり軒先とはいえ、外に置いておくと、色抜けやカビなどかなりのものです。

木固めエースは屋外モノではすこし頼りない事が判明w

まぁ、最悪ペンキ塗りもありますが、古びていくのも味になっていいかもですねw

 

子供用の木のハンガーラックを自作してみた

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年内にもう一つ、DIYしました。

ハンガーラックです。

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ケヤキの木をフレームに使いました。

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ハンガーの丸棒にはローズウッド?ブビンカ?よくわからない赤っぽい堅木です。

高さは1Mほどで、幅は90cmほど、奥行40cmくらい。

 

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いつかの結婚祝いの引き出物でもらった子供用ハンガーラックでしたが、脚の滑車が壊れています。子供服も増えてきましたので、少々大きめなものを作ることにしました。

 

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サイトでいろいろ調べていますと、ちょうど作れそうなハンガーラックの画像を発見しました。

これならいけそうです。

木のハンガーラックの作り方

しかし、このハンガーラックは支えの木が傾斜しています。いままで直角にしか組んだことがなかったので、角度と長さを計算するのが迷いました。

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まず、使おうと決めた木材。

ケヤキ45mm厚の1400mmの長さが2本

ブビンカ?の棒用に25mm厚を1本

どちらもヤフオクで購入。計3000円くらいかな?

ケヤキ本体は、単純なホゾで組んで、ブビンカの丸棒はクサビで組むことにします。

 

CADじゃなくても、家具用の設計ソフトとかあればすぐできるのでしょうが、いかんせん、設計図無しで、限定された木材を利用し、一点モノをつくるために、まいどおなじみ手書きです。

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しかし、

ハンガーをささえる棒の角度と長さをどうやって割り出すのか?

 

良いサイトをみつけました

生活や実務に役立つ高精度計算サイト

ここで、直角三角形の辺の長さを入力すれば、角度も割り出してくれました。

めっちゃアナログ^^;

※ちなみにこのサイト、いろんな計算をやってくれて便利そうです。

とりあえず、支え棒の(継ぎ口から継ぎ口までの)長編の長さを1000mmにして、底辺の長さを120mmにすると、間の傾斜は約83°です。

これをベースに、作っていきます。

※実寸は1300mmくらいの長さになります。奥行も400mmほど

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まずは、最近買ったばかりのバンドソーで、ケヤキの太板を縦切りしていきます。

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すばらしくきれいに縦切りできます。

バンドソーが爽快です!過去記事にて。

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縦切りにした材を、DEWALTのプレーナーで厚みをととのえます。

 

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毛引き線を入れていきます。

このときよくわかってなかったのですが、斜めにほぞをいれるのですから、斜めにほぞ穴を掘らねばなりませんでした。

 

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丸ノコの角度を83°に設定

 

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ホゾはこのような感じ

 

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今回、ほぞ穴はルーターを使います。

 

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こんな感じで掘りまして、

 

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ノミで毛がき線のところをさらっていきます。

このとき、ホゾの83°よりちょっと多めに掘っていきます。

 

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こんな感じ

 

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こちらはハンガー丸棒用の穴をあけました。

直径25mm

 

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ハンガーのブビンカ材に、クサビ用の切り口を丸ノコでいれます。

 

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2.5~3mmくらいでしょうか。

幅は適当で良いです。

 

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なぜなら、クサビを大量に作ってあるので、ぴったり合うやつをみつければ良いのです。

 

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角棒を丸棒にしていきます。

丸面(ボーズ面)ビットの25mm(半径12.7mm)用を使います。
 

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丸面ビットがあれば、丸棒作りがこんな感じで出来ます。

 

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脚の部分も83°くらいに、丸ノコで切り落とします。

 

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ここで重大ミスに気が付きました↑↑↑

ほぞ穴の位置が、左と右で5mmずれていました。。。
まじかぁ、、、><
たぶん、メジャーで計ったときに、メモリを5mm間違ったのです。
メジャーとかのメモリって、5mmの単位が分かりにくく、しかも歳とってきて近くのモノがみえにくくなってきたから、間違えるかも~っておもってたら、やってしまいました。
仕方がない。。
 

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間違ったのは、ハンガー棒同様、横に渡す長い棒のところですので、ほぞをわずかに削ったりして、ごまかします。

 

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削り加工はすべて終わりました。

ハンガーラックを組んでいく作業

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とりあえず仮組してみて確かめます。
 

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それからボンドで組んでいきます。
まずは左右の斜め材を組みます。
 

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このとき、斜めに切った端材などをとっておくと、クランプで締め付けやすいです。
タイトボンドだと、1時間ほどで固まるので、クランプをはずして、すぐ次の作業ができます。
セット時間がちょい長めで食器にもつかえるタイトボンドⅢがおすすめ。 

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丸棒をつけてくさびを打ち込みます。
でてきたボンドはすぐさま水で流します。
歯ブラシが便利。
 

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ボンドが乾いたら、導突目のノコでホゾの出っ張りをカットします。
 

塗装には、木固めエース+天然オイルの蜜蝋ワックスで!

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今回の塗装は、天然塗料だけでなく、前から気になっていた木固めエースを使ってみます。

この木固めエースというのは、

木固めエースは木材の親水性を低下させ、木質を強化することを目的に開発された浸透性のポリウレタン系樹脂塗料です。木固めエースは、木材の細胞壁の成分(セルロース)や水分と重合反応し、硬化します。硬化すると無色透明の高分子樹脂となるため人体に無害で、耐水・耐油・耐摩耗性にもすぐれています。

だそうです。

食器やカラトリーに使われる業務用下地硬め材で、それを個人単位で使いやすくしたものです。

使用期限が短いために、店舗や在庫販売がないので、直販のネット販売のみです。

木固めエース普及会|オンラインショップ

これを下地に塗っておいて、その上から蜜蝋で仕上げてみます。

 

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木固めエースは、さらっとした液体で、まんべんなく木に擦りこむのですが、拭きとりをしないと、ムラになったりするようです。

で、拭きとるのに専用のシンナーが必要と書いてありました。

調べると、シンナーにも種類があり、木固めエースのシンナーはウレタンシンナーで、高純度のもののようです。

もし、他のシンナーを使うと、白濁したり不都合がおこるとか、、、

といっても、シンナー注文するのわすれてたからなぁ、、、

家には、溶剤用として、テレピン油があります。

さっそく、テストしてみます。

ケヤキの端材に木固めエースを塗ってみて、テレピン油で拭きとってみます。

1日経っても、きれいな状態で乾きました。

うん、これなら、つかえそう!

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ということで、木固めエースをテレピン油で拭きとり作業をしてみました。

ところで、いままで桐油とか亜麻仁油とか天然オイルしかつかっていなかったので気が付かなかったのですが、木固めエースで塗装するときは、防毒マスクが必要です!!!

いままで、3Mの簡易的なマスクをつかっていたのですが、短い塗装時間でも頭がくらくらしてきました。

3Mの3311Jもしくは3301Jってので十分だと思いますが、必須です!

あと、ゴム手袋も!

 

 乾いたら、400番程度のペーパーで毛羽立ちをならしてます。

ウエスで水拭きしたあとに、蜜蝋ワックスを塗っていきました。

 

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なかなかの仕上がりです。

間違った毛引き線がはいってるけどねw

木固めエースはちょっとこれから使い続けてみたいと思います。

カラーボックスの代わりになる棚を作ってみた

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カラーボックスを作ってみました。

というか、カラーボックスの代わりになる棚といったほうがいですかね。カラーボックスってどういう意味かしらべてみたら、簡単に組み立てられるBOXってことでしたので…。

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今回は、栗の板をメインに使い、底はホワイトオークなる木

背面は桐の集成材です。

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木の皮の部分はそのまま。

今回も、自宅の在庫の木を利用しました。

 

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これで、ワンコ用品を入れてある元祖カラーボックスと入れ替えです!

さらば、カラーボックス。そしてありがとうw

 

カラーボックスみたいな棚の作り方

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今回はデザインとか考えずに済むので、適当です。

…適当なのは、いつものことかw

板の幅を揃えて長さも揃えます。

 

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接着はいつものビスケットジョイント

 

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木工用ボンドをつけて

 

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クランプで固定。3時間ほどで解除

 

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背板は桐の集成材。めんどうなので、木ねじで固定します。

 

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ペーパー、カンナ、サンダーなどで調整

 

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桐油を塗って終了です。

12月なので、この気温だとオイルが全く乾かないので、ヒーターをつけて塗装します。

 

これで今年の木工は終りですね。

 

ウッドファースト(woodfast)の10インチ バンドソーBAS250を買った

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10インチのバンドソーを購入しました。

バンドソーというのは、木工用の機械で、糸鋸の大きいようなやつなのですが、切れ目のないノコギリ刃を回転させて木を切っていくというものです。帯ノコとも言いますかね。

ある程度太い木材でも自在にカットできます。

まさかこんなシロモノを手に入れようとは思っていなかったのですが、小型のものが思った以上に手軽なお値段でした、、、

オフのネットショップでクリスマスセールで35800円です!

ということでクリスマス(マイ)プレゼントということにしておきます。

本当は14インチが汎用性が高くてよかったのですが、予算の都合と作業場などが確保できないために断念。

しかし、厚み120cmまでカットできるのはうれしい限り。

10インチバンドソーWOODFAST BAS250

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注文して翌日に佐川さんが来ました(はや!

オフコーポレーションって静岡のお店なんですが、そこから愛知→松本→諏訪のわが家っていうルートで運ばれてきます。なぜにこんなに早いのか・・・

それにしても、けっこう重い!

公称値30kgです。14インチだったらちょっと一人では運べません。

 

WOODFAST BAS250の仕様
最大挽き割り高さ 120mm
フトコロ深さ 245mm
ブレード長さ 1,790mm
ブレードの最少幅 6mm
ブレードの最大幅 13mm
テーブルサイズ 幅350mm x 奥行318mm (鋳鉄製)
テーブル傾斜 0°~ 45°
ホイール径 250mm
本体寸法(幅x奥行きx高さ) 幅530mm x 奥行430mm x 高さ860mm
電源 100V (50/60Hz)
電流 4A/3A
モーター 1/3HP
重さ 約30kg
標準付属品 マイターゲージ、リップフェンス、日本語説明書
1,790mm x 10mm x 6山(テスト用)

offの店より

 

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中をあけると、もうほとんどそのまま出来ちゃっている感じです。

もっと部品だらけで組み立てるのかと思っていました・・

 

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思ったよりも小さくてかわいいですw

扉やネジのノブ以外はほぼ金属です。

扉はプラスチックかと思っていましたが、ちがったw

 

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部品を確認してさっそく組み立てます。

ネジ類が100円ショップのペンケースに入っていたので、輸入してからオフのスタッフがネジやら確認して入れてくれたのでしょう。

にしては、ワッシャーが1個たりなかったんだけどね、、、オイ

 

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テーブルをつけます。

このテーブルがかなり重い。

 

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ステンレスとかじゃなくて、普通に鋳物ですね、、、

 

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バンドソーのブレードを付けます。

ブレードは初めからセットしてあったのですが、サイトには、テストカット用なので、別売品を購入してくださいと書いてあったので、注文。

たしかに、別売品のほうは、焼き戻しもしっかりしてあり、切れ味も強度も高そうです。

ただ、アマゾンとか楽天で買ったほうが安かったような、、、

 

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ブレードは、きつすぎないように適度な張りっていうのですが、まったくわからないので感覚で張ります。

ブレードのガイドはベアリングになっています。

ここの隙間はコピー用紙1枚(後ろのベアリングはハガキ1枚)の厚みと書いてあります。

ただ、このガイドを固定するノブを開閉するとベアリング自体も左右に動くから、ここも感覚で覚えるしかないですかね。

 

 

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さて、ブレードをとりつけたら、テーブルを正確に調整します。

ブレードとテーブルのマイター用の溝をなるべく平行に調節します。

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やはりというか、レビューにもあったのですが、マイターの溝とテーブルの側面の直角は出ていません。

これだと、フェンスをとりつけても、ブレードと平行にならないですよね。

 

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そこでフェンス用のレールを若干隙間をあけて、マイター溝と直角になるようにつけてみます。

これで、フェンスとブレードは平行にできるはずです。

とおもったんですがね。。。。

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そもそも、このフェンスがけっこうチャチな作りで、工房で見るような代物とは全く違いましたw

なので、毎回、直角定規をあててフェンスを固定しなければ、正確な角度は出せないってことですね^^;

まぁ、お値段以上にはならないのでした。

追記 フェンスがずれる原因が分かった

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フェンスがノコ刃(テーブルマイター)と直角にならない原因がわかりました。

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フェンスのノブを強くしめると、フェンス用レールがたわんで、隙間に押し付けられて曲がっていました。

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なので、レールがたわまないように、薄っぺらい金属を隙間に噛ませると、なかなか具合がよくなりました。

追記ここまで

 

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バンドが回る車輪についているブラシ。

これで鋸クズをかきとります。

すぐ壊れそうw

 

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鋸クズはこちらの集塵穴から吸い出します。

65径です。

ちょうど隣に置いてあるリョービのベルトディスクサンダーと同じ径でしたので、集塵ホースをそのまま繋げられました。

 

バンドソーで試し切り|ドリフト調整不要だった・・

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すべてセットし終わったので、試し切りをします。

だいたい、いつもならここからさらに調節とかに苦戦するはずなのですが、今回は、まったく問題なくカットできました。

バンドソーのドリフト

調べるとバンドソーにはドリフトという現象がおこるようです。

まっすぐ切っているのに、わずかに直線にならずに左右どちらかにずれるのです。

その原因は、フェンスやマイターとブレードが平行ではなくわずかにずれるためだそうです。

私は、取り付けられるブレード幅いっぱいの13mm(1/2インチ)をつけて、セットしたので、比較的ブレードがまっすぐになっていた、ということなのでしょうかね。

ドリフトがそれほど気にならないレベルでまっすぐに切れました。

 

とりあえず今日はテストカットまで。

何かあれば追記いたします。

 

追記 ケヤキの長材を縦切りしてみました

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早速ですが、ケヤキの45mm厚、1400mmの長さの材をカットしてみました。

棒材を何本か作るためなのですが、30mmの棒材がほしいので、33-34mmほどで縦切り。

実際、予想以上にまっすぐ切れていました。

プレーナーで鉋をかけても31mm以上残ります。

課題としては、テーブルが狭いので1Mを超える材はけっこうカットしにくいですね。
まぁ10インチバンドソーの限界はそのへんですね。

でも、なかなか使えますよ!