田舎に暮らすぞ計画

東京を離れ、田舎に移住・・・八ヶ岳山麓での生活と田舎暮らしDIYの、発見の日々を綴る田舎暮らしブログ。

ウッドファースト(woodfast)の10インチ バンドソーBAS250を買った

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10インチのバンドソーを購入しました。

バンドソーというのは、木工用の機械で、糸鋸の大きいようなやつなのですが、切れ目のないノコギリ刃を回転させて木を切っていくというものです。帯ノコとも言いますかね。

ある程度太い木材でも自在にカットできます。

まさかこんなシロモノを手に入れようとは思っていなかったのですが、小型のものが思った以上に手軽なお値段でした、、、

オフのネットショップでクリスマスセールで35800円です!

ということでクリスマス(マイ)プレゼントということにしておきます。

本当は14インチが汎用性が高くてよかったのですが、予算の都合と作業場などが確保できないために断念。

しかし、厚み120cmまでカットできるのはうれしい限り。

10インチバンドソーWOODFAST BAS250

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注文して翌日に佐川さんが来ました(はや!

オフコーポレーションって静岡のお店なんですが、そこから愛知→松本→諏訪のわが家っていうルートで運ばれてきます。なぜにこんなに早いのか・・・

それにしても、けっこう重い!

公称値30kgです。14インチだったらちょっと一人では運べません。

 

WOODFAST BAS250の仕様
最大挽き割り高さ 120mm
フトコロ深さ 245mm
ブレード長さ 1,790mm
ブレードの最少幅 6mm
ブレードの最大幅 13mm
テーブルサイズ 幅350mm x 奥行318mm (鋳鉄製)
テーブル傾斜 0°~ 45°
ホイール径 250mm
本体寸法(幅x奥行きx高さ) 幅530mm x 奥行430mm x 高さ860mm
電源 100V (50/60Hz)
電流 4A/3A
モーター 1/3HP
重さ 約30kg
標準付属品 マイターゲージ、リップフェンス、日本語説明書
1,790mm x 10mm x 6山(テスト用)

offの店より

 

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中をあけると、もうほとんどそのまま出来ちゃっている感じです。

もっと部品だらけで組み立てるのかと思っていました・・

 

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思ったよりも小さくてかわいいですw

扉やネジのノブ以外はほぼ金属です。

扉はプラスチックかと思っていましたが、ちがったw

 

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部品を確認してさっそく組み立てます。

ネジ類が100円ショップのペンケースに入っていたので、輸入してからオフのスタッフがネジやら確認して入れてくれたのでしょう。

にしては、ワッシャーが1個たりなかったんだけどね、、、オイ

 

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テーブルをつけます。

このテーブルがかなり重い。

 

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ステンレスとかじゃなくて、普通に鋳物ですね、、、

 

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バンドソーのブレードを付けます。

ブレードは初めからセットしてあったのですが、サイトには、テストカット用なので、別売品を購入してくださいと書いてあったので、注文。

たしかに、別売品のほうは、焼き戻しもしっかりしてあり、切れ味も強度も高そうです。

ただ、アマゾンとか楽天で買ったほうが安かったような、、、

 

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ブレードは、きつすぎないように適度な張りっていうのですが、まったくわからないので感覚で張ります。

ブレードのガイドはベアリングになっています。

ここの隙間はコピー用紙1枚(後ろのベアリングはハガキ1枚)の厚みと書いてあります。

ただ、このガイドを固定するノブを開閉するとベアリング自体も左右に動くから、ここも感覚で覚えるしかないですかね。

 

 

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さて、ブレードをとりつけたら、テーブルを正確に調整します。

ブレードとテーブルのマイター用の溝をなるべく平行に調節します。

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やはりというか、レビューにもあったのですが、マイターの溝とテーブルの側面の直角は出ていません。

これだと、フェンスをとりつけても、ブレードと平行にならないですよね。

 

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そこでフェンス用のレールを若干隙間をあけて、マイター溝と直角になるようにつけてみます。

これで、フェンスとブレードは平行にできるはずです。

とおもったんですがね。。。。

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そもそも、このフェンスがけっこうチャチな作りで、工房で見るような代物とは全く違いましたw

なので、毎回、直角定規をあててフェンスを固定しなければ、正確な角度は出せないってことですね^^;

まぁ、お値段以上にはならないのでした。

追記 フェンスがずれる原因が分かった

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フェンスがノコ刃(テーブルマイター)と直角にならない原因がわかりました。

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フェンスのノブを強くしめると、フェンス用レールがたわんで、隙間に押し付けられて曲がっていました。

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なので、レールがたわまないように、薄っぺらい金属を隙間に噛ませると、なかなか具合がよくなりました。

追記ここまで

 

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バンドが回る車輪についているブラシ。

これで鋸クズをかきとります。

すぐ壊れそうw

 

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鋸クズはこちらの集塵穴から吸い出します。

65径です。

ちょうど隣に置いてあるリョービのベルトディスクサンダーと同じ径でしたので、集塵ホースをそのまま繋げられました。

 

バンドソーで試し切り|ドリフト調整不要だった・・

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すべてセットし終わったので、試し切りをします。

だいたい、いつもならここからさらに調節とかに苦戦するはずなのですが、今回は、まったく問題なくカットできました。

バンドソーのドリフト

調べるとバンドソーにはドリフトという現象がおこるようです。

まっすぐ切っているのに、わずかに直線にならずに左右どちらかにずれるのです。

その原因は、フェンスやマイターとブレードが平行ではなくわずかにずれるためだそうです。

私は、取り付けられるブレード幅いっぱいの13mm(1/2インチ)をつけて、セットしたので、比較的ブレードがまっすぐになっていた、ということなのでしょうかね。

ドリフトがそれほど気にならないレベルでまっすぐに切れました。

 

とりあえず今日はテストカットまで。

何かあれば追記いたします。

 

追記 ケヤキの長材を縦切りしてみました

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早速ですが、ケヤキの45mm厚、1400mmの長さの材をカットしてみました。

棒材を何本か作るためなのですが、30mmの棒材がほしいので、33-34mmほどで縦切り。

実際、予想以上にまっすぐ切れていました。

プレーナーで鉋をかけても31mm以上残ります。

課題としては、テーブルが狭いので1Mを超える材はけっこうカットしにくいですね。
まぁ10インチバンドソーの限界はそのへんですね。

でも、なかなか使えますよ!