田舎に暮らすぞ計画

東京を離れ、田舎に移住・・・八ヶ岳山麓での生活と田舎暮らしDIYの、発見の日々を綴る田舎暮らしブログ。

子供用の木のハンガーラックを自作してみた

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年内にもう一つ、DIYしました。

ハンガーラックです。

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ケヤキの木をフレームに使いました。

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ハンガーの丸棒にはローズウッド?ブビンカ?よくわからない赤っぽい堅木です。

高さは1Mほどで、幅は90cmほど、奥行40cmくらい。

 

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いつかの結婚祝いの引き出物でもらった子供用ハンガーラックでしたが、脚の滑車が壊れています。子供服も増えてきましたので、少々大きめなものを作ることにしました。

 

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サイトでいろいろ調べていますと、ちょうど作れそうなハンガーラックの画像を発見しました。

これならいけそうです。

木のハンガーラックの作り方

しかし、このハンガーラックは支えの木が傾斜しています。いままで直角にしか組んだことがなかったので、角度と長さを計算するのが迷いました。

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まず、使おうと決めた木材。

ケヤキ45mm厚の1400mmの長さが2本

ブビンカ?の棒用に25mm厚を1本

どちらもヤフオクで購入。計3000円くらいかな?

ケヤキ本体は、単純なホゾで組んで、ブビンカの丸棒はクサビで組むことにします。

 

CADじゃなくても、家具用の設計ソフトとかあればすぐできるのでしょうが、いかんせん、設計図無しで、限定された木材を利用し、一点モノをつくるために、まいどおなじみ手書きです。

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しかし、

ハンガーをささえる棒の角度と長さをどうやって割り出すのか?

 

良いサイトをみつけました

生活や実務に役立つ高精度計算サイト

ここで、直角三角形の辺の長さを入力すれば、角度も割り出してくれました。

めっちゃアナログ^^;

※ちなみにこのサイト、いろんな計算をやってくれて便利そうです。

とりあえず、支え棒の(継ぎ口から継ぎ口までの)長編の長さを1000mmにして、底辺の長さを120mmにすると、間の傾斜は約83°です。

これをベースに、作っていきます。

※実寸は1300mmくらいの長さになります。奥行も400mmほど

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まずは、最近買ったばかりのバンドソーで、ケヤキの太板を縦切りしていきます。

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すばらしくきれいに縦切りできます。

バンドソーが爽快です!過去記事にて。

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縦切りにした材を、DEWALTのプレーナーで厚みをととのえます。

 

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毛引き線を入れていきます。

このときよくわかってなかったのですが、斜めにほぞをいれるのですから、斜めにほぞ穴を掘らねばなりませんでした。

 

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丸ノコの角度を83°に設定

 

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ホゾはこのような感じ

 

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今回、ほぞ穴はルーターを使います。

 

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こんな感じで掘りまして、

 

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ノミで毛がき線のところをさらっていきます。

このとき、ホゾの83°よりちょっと多めに掘っていきます。

 

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こんな感じ

 

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こちらはハンガー丸棒用の穴をあけました。

直径25mm

 

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ハンガーのブビンカ材に、クサビ用の切り口を丸ノコでいれます。

 

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2.5~3mmくらいでしょうか。

幅は適当で良いです。

 

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なぜなら、クサビを大量に作ってあるので、ぴったり合うやつをみつければ良いのです。

 

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角棒を丸棒にしていきます。

丸面(ボーズ面)ビットの25mm(半径12.7mm)用を使います。
 

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丸面ビットがあれば、丸棒作りがこんな感じで出来ます。

 

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脚の部分も83°くらいに、丸ノコで切り落とします。

 

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ここで重大ミスに気が付きました↑↑↑

ほぞ穴の位置が、左と右で5mmずれていました。。。
まじかぁ、、、><
たぶん、メジャーで計ったときに、メモリを5mm間違ったのです。
メジャーとかのメモリって、5mmの単位が分かりにくく、しかも歳とってきて近くのモノがみえにくくなってきたから、間違えるかも~っておもってたら、やってしまいました。
仕方がない。。
 

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間違ったのは、ハンガー棒同様、横に渡す長い棒のところですので、ほぞをわずかに削ったりして、ごまかします。

 

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削り加工はすべて終わりました。

ハンガーラックを組んでいく作業

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とりあえず仮組してみて確かめます。
 

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それからボンドで組んでいきます。
まずは左右の斜め材を組みます。
 

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このとき、斜めに切った端材などをとっておくと、クランプで締め付けやすいです。
タイトボンドだと、1時間ほどで固まるので、クランプをはずして、すぐ次の作業ができます。
セット時間がちょい長めで食器にもつかえるタイトボンドⅢがおすすめ。 

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丸棒をつけてくさびを打ち込みます。
でてきたボンドはすぐさま水で流します。
歯ブラシが便利。
 

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ボンドが乾いたら、導突目のノコでホゾの出っ張りをカットします。
 

塗装には、木固めエース+天然オイルの蜜蝋ワックスで!

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今回の塗装は、天然塗料だけでなく、前から気になっていた木固めエースを使ってみます。

この木固めエースというのは、

木固めエースは木材の親水性を低下させ、木質を強化することを目的に開発された浸透性のポリウレタン系樹脂塗料です。木固めエースは、木材の細胞壁の成分(セルロース)や水分と重合反応し、硬化します。硬化すると無色透明の高分子樹脂となるため人体に無害で、耐水・耐油・耐摩耗性にもすぐれています。

だそうです。

食器やカラトリーに使われる業務用下地硬め材で、それを個人単位で使いやすくしたものです。

使用期限が短いために、店舗や在庫販売がないので、直販のネット販売のみです。

木固めエース普及会|オンラインショップ

これを下地に塗っておいて、その上から蜜蝋で仕上げてみます。

 

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木固めエースは、さらっとした液体で、まんべんなく木に擦りこむのですが、拭きとりをしないと、ムラになったりするようです。

で、拭きとるのに専用のシンナーが必要と書いてありました。

調べると、シンナーにも種類があり、木固めエースのシンナーはウレタンシンナーで、高純度のもののようです。

もし、他のシンナーを使うと、白濁したり不都合がおこるとか、、、

といっても、シンナー注文するのわすれてたからなぁ、、、

家には、溶剤用として、テレピン油があります。

さっそく、テストしてみます。

ケヤキの端材に木固めエースを塗ってみて、テレピン油で拭きとってみます。

1日経っても、きれいな状態で乾きました。

うん、これなら、つかえそう!

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ということで、木固めエースをテレピン油で拭きとり作業をしてみました。

ところで、いままで桐油とか亜麻仁油とか天然オイルしかつかっていなかったので気が付かなかったのですが、木固めエースで塗装するときは、防毒マスクが必要です!!!

いままで、3Mの簡易的なマスクをつかっていたのですが、短い塗装時間でも頭がくらくらしてきました。

3Mの3311Jもしくは3301Jってので十分だと思いますが、必須です!

あと、ゴム手袋も!

 

 乾いたら、400番程度のペーパーで毛羽立ちをならしてます。

ウエスで水拭きしたあとに、蜜蝋ワックスを塗っていきました。

 

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なかなかの仕上がりです。

間違った毛引き線がはいってるけどねw

木固めエースはちょっとこれから使い続けてみたいと思います。