キャンプに行くときなんかに、荷物がいっぱい載せられるように、車の荷台を二段にしようと思いたち、気がついてみたら、ベンチを作っていましたw
どうせなら収納棚にできて、ベンチ椅子にもなるという安易な発想だったのですが。。。
まぁ、ちょっと目立つけど、持ち味出せていいかもね
まだ完全乾燥してないので、荷台使用はもう少し後。
座席を倒して、いつもどおりにスノボ板も積めると思います。下は小物やストックなど傷つきやすいものをネットで抑えられるようにしました。脚はシリコンキャップを装着。
木は最軽量級の国産材、サワラをメインに使用。脚はヒノキ、支柱にはウォールナットとクリ。アクセントのチギリは黒檀、脚のクサビは神代ケヤキと材料は色とりどり。
幅は100cmくらい、奥行きは50cmは置けるスペースがあるので、荷物置きとしても問題ないと思います。ただ、木が柔らかいので、すぐ傷が付きそうで、そのへんはまぁ、なるべく傷つけないように扱うくらいしかできません。
塗装は、傷の問題もあるので、硬さを出すために木固めエースを塗って、その上から蜜蝋を塗り込みました。
ウレタン塗装とかでコーティングしたほうが傷はつきにくいですが、それは、楽しくないのでやりませんw
ただ、実際に作ってわかったことは、バックミラーのじゃまにならないように背もたれを低くしたのですが、この低い背もたれの位置が、オジサンの背骨に当たってイマイチなのよw。
それから、荷台の位置決めにこだわりすぎて、後ろの脚の角度を垂直にしたために、後ろ側へ倒れやすいアンバランスさになりちょっと失念しております。
さらに、出来上がり時に、肘掛けが高すぎて、車に入らなくて、けっきょく脚を10cmほど切り落としてなんとかギリギリで入れることができました。
今回はちょっと反省点がおおかったです。
車の収納棚になるベンチの作り方
メインに使うのは、いつぞやに購入したサワラの板2枚。長さが1200mmほどあるのでちょうど良さそう。軽くて木目もきれいです。
幅の短い方を半分に切って、幅広の板とくっつけてベンチの座面にします。
ビスケットで加工してボンドを付けて、、、
クランプで圧着!
脚の穴の位置は、以前作ったダイニングチェアの型紙を利用しました。
このとき、後ろ脚も角度をつけることを想定していれば、、、と悔やまれます。
背もたれの長さは、車のバックミラーのじゃまにならないように、短いものを選ぶことにします。しかし、これも仇となって、背もたれが低すぎて背骨に当たってしまうことになりますw
肘掛けの支えはクリ、背もたれの支えはウォールナットを利用。
穴の位置や形など墨付けをしました。
まずは、支柱を入れる穴あけです。
肘掛け背もたれは19mm、脚は35mmです
板が大きいと斜めに穴あけするのはけっこうたいへんです。
個人宅作業の限界を感じますね!
肘掛けはサワラがよかったのですが、手持ちがなく、ウォルナットの板を半分にして使います。
仮組みしてイメージしてみます。
念の為車にももっていったのですが、カット前だとちゃんと入らないw
まぁ、なんとかなりそうです(ならなかったじゃないか!w
せっかくなので、座面の板の接合部にチギリを入れておきます。
とりあえず、穴あけをして、縁をジグソーでカットしました。
チギリを3つ。超柔らかいサワラに、超硬い黒檀の木を使いましたが、こんなミスマッチはあまり見たことがないです。
脚は、以前大量生産しておいたヒノキの脚を使います。
溝に神代ケヤキのクサビを打ち込みます。
このクサビ、よく割れるんですけど、神代ケヤキって、弱いよね!?
脚の長さを決めて、胴付き鋸でカット。
肘掛けも水平になるように接着してクランプで固定します。
はみ出したボンドは、歯ブラシと水で拭き取ります。
これしないと、あとがたいへん
背もたれの支柱は9本あるため、圧着がたいへん。なかなか中にはいっていかない。
ペーパー#240できれいに仕上げます。
木固めエースを塗り、1日乾かして、#1000の耐水ペーパーで空研ぎ→水拭きして、蜜蝋クリームを塗り込みました。
いざ、車に載せてみると、肘掛けが高すぎて、サイドに当たってしまい入りませんでした。
脚を切ること2回、10cmほど低くなったところで、なんとかぴったりにおさまりましたw
座面の高さが35cmほどになってしまいましたが、まぁ仕方ないでしょうw
今後に活かしたいところですが、もう活かせない罠w