田舎に暮らすぞ計画

東京を離れ、田舎に移住・・・八ヶ岳山麓での生活と田舎暮らしDIYの、発見の日々を綴る田舎暮らしブログ。

パソコンデスクを再自作! 奥行きのある仕事机を作った

 

 

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パソコン作業用のデスクを作りました。テーブルっぽいですけど。

幅154cm、奥行き84cm、高さ65cm

メインはケヤキの木です。高さが70はほしかったのですが、材料の長さがギリギリで、ホゾを深くとったら、高さが短くなりましたw 

 材料費は4万円くらいでしょうか。けっこうかかってるw

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作成途中で、脚をばらせるようにヌキ(天板下の横長の板)をクサビドメに変更しています。

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そのため、テーブル板よりわずかに貫のほうが長いくなってしました。。。

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まぁ、いつもながら、これが設計図ですから、ニアミスは仕方ない。。。

 

ところで、以前にパソコン用のアイアンテーブルを作ったのですけど、これが、奥行きが45cmほどで狭く、34インチのモニターだと、近すぎて少し使いづらい。キーボードを置くのにもう一つミニテーブルを使っていました。で、これを作ったときはまだ木工の経験不足もあり、アイアンの脚を使ったのですが、幕板がなく、テーブル板も薄かったことから(’25mm) 年数が経つにつれて、たわんできました。

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なので、今回は、奥行きのあるPC用のデスクということになります。

 

ケヤキのPCデスクの作り方

テーブル脚をつくる

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まずは手持ちのケヤキで脚ができそうでしたので、これを加工していきます。

ヌキ1枚。脚の下支え2本、天板支え2本、脚のメイン2本、です。

厚みは40mm~50mmほど。ずっしり重いです。

てか、こんな分厚い板をよくも買って持ってたよなーとw

さらに、作業する間に、天板となるケヤキをヤフオクで探しておきますw

 

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あらかたのサイズにカットして直角を出したら、墨付けをして、ホゾとホゾ穴をつくっていきます。

 

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160cmもある貫の板は、私のホビー用のルーターテーブルや丸のこ作業台ではとてもカットできませんので、のこぎりで手作業です。ガイドとなる木をあてて、まっすぐに切り込みを入れます。

 

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ほぞの部分は二枚ほぞにします。ほんとは縦にも2枚いれたかったんですけど、ちょっと手持ちの機械では難しそうで今回は割愛。

 

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ほぞ穴はボール盤でまず丸穴をあけます。

 

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あとは端っこをノミで叩いていきます。

これが時間も手間もかかる作業となります。

貫のクサビを入れる部分は、裏と表で、穴の大きさが違うため、間違って掘り過ぎないように注意しました。

 

 

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ほぞも、最後はノミで丁寧に?調整していきます。

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ヌキの部分はすこしルーズな感じで入るように。ホゾはちょっと硬いくらいがよいのですが、なかなか調整が難しいです。削りすぎるとスカスカになりますw

 

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クサビ用にちょうどよいウエンジの角材がありました。黒檀がよかったのですが、厚みのあるものが手持ちになく、ウェンジでも十分硬いですからOK

 

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10°の角度をつけてカットしました。

クサビが10°が適正なのかどうかはしりませんw

 

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差し込んで、左右差をみて、適当にカットして研磨します。

 

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トリマーを使って側面を丸く面取りします。Rがきついのしかなく、もうちょっと丸くしたかったのですが、、、まぁ、しかたなす。

 

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脚材は軽くサンドペーパー(#180)をかけて

 

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タイトボンドで接着します。

ホゾとほぞ穴にはたっぷりボンドをつけます。隙間から出てきたボンドは、歯ブラシを水にぬらして拭き取ります。

 

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接着後に、サンドペーパー(#240→#400)できれいにします。

水拭きすると、すぐガサガサになるので、その場合は再度ペーパーをかけます。

 

デスクの天板を作る

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脚を作っている間に、ヤフオクで買った天板が届きました。といっても2mもあって、自宅に配達できないため、福山運輸の倉庫までとりにいったのですけど、、、

ケヤキの板3枚。これで2万円くらい+送料。厚さを同じ37mmのやつを選んでよかった。

これをプレーなーかけるの、かなり大変でした。

 

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長さを160cmくらいに合わせて、接ぎ合わせるのですが、接合面が、材が長すぎてルーターが使えないので、鉋で微調整しながら接合面をあわせていきます。

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結果、表はピッタリになったのですが、裏面はすこし隙間があいていますw

 

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いつものビスケットジョイナーでビスケット穴の加工をして。

 

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3枚いっぺんにはぎ合わせます。

これがなかなか大変で、3枚水平になるようにしなければならず、あれやこれや。

3枚あわせると、20kg以上はあると思われ、一人作業では手におえませんw

 

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それでも、なんとかほぼ水平になったようで、接着面のボンドを削ったりして、サイズを決めます。

150cmにしようと思ったのですが、無駄に切る必要もないかと思い154cmギリギリとります。

 

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板の1枚の木口に割れがあったので、チギリを入れることにします。

入れ方は過去記事参照

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テーブル面を鉋で慣らしたら、

天板を裏にして、左右をカットする前に、脚を固定する位置を決めます。

 

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使う金具はM6☓60mmの頭が幅広で薄い家具用のボルトと、M6☓20mmの鬼目ナット

脚に10mmの穴を貫通させます。M6なのでボルト径は6mmですけど、板の収縮を考慮して、大きめの穴をあけます。なので、家具用ボルトは、頭の幅が広くなっています。

 

 

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脚と天板の位置を再度合わせたら、ドリルビットだけを穴に差し込んで、木槌でたたき、天板にマーキングします。

 

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マーキングした穴に、10mmの穴を、鬼目ナットの深さくらいであけます。

ムラコシ精工のウェブサイトには、M6の鬼目ナットの下穴は、8.7~9.0mmと記載があるのですが、そんな半端なビットはねーよ!

ってことで、ケヤキは硬いし、少し広めの穴でも良かろうかと。

 

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結果的に、六角レンチで締め上げるには硬いくらいにちょうどよい感じでした。

板面より金属が出っ張らないくらいに締めます。

 

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天板の両サイドを丸のこで切断します。

作業台丸のこでは長すぎてできないために、わざわざマキタの丸のこ買いましたw

いままで使ってたホビー用のやつは、直角が正確にでませんw

 

にしても安かったなこれw

 

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角のRは、ボッシュのジグソーでカット。

そして、トリマーで丸みをつけました。

 

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仕上げにペーパー(#240~#400)をかけます。

 

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今回の塗装は、tataraのセラミック塗料です。表面をセラミック化させて、撥水と強度をだしつつも、木の手触りや質感はそのまま、そして食品安全基準も満たしていて、最強に作業が簡単でミスが少ない、という神塗料です。

ものすごく高いのが難点ですが、今回は絶対使うに値すると判断w

f:id:KG555:20210524185620j:plain一度塗って、10分くらいしたら、二度塗り、さらに数分で三度目を塗って、ウエスで拭き上げます。

いい色w

板の色が異なりますが、塗料が落ち着いてきたら、3枚とも違和感のない同色になりました。

ケヤキのPCデスクの完成

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うーん。かなり満足です。かっこいい!