スマートフォン用のスピーカー2作目です。
今回は前回の反省点から、もっと使いやすく改良してみました。
他にはない無垢の木スマホスピーカーです!
充電部分が使いにくかったのですが、今度は充電コードを挿したままでスマホを立てられます。
角材で作るスマホスピーカー
使う角材は、いつぞやに購入したウエンジという木。アフリカ産のマメ科の木で、黒檀のように黒くて重い印象ですが、外側のシラタが混ざった面白い模様になっています。
ただ、シラタの部分が老木によくあるカビのような模様がはいっていまして、ちょっと微妙かなと思ったんですけど、、、
出来上がってみると、これがかなりいい味を出してくれています。
角材を10cm幅にカットします。
スマホスピーカーの、スマホを立てる溝の幅は8.5cmなので、10~11cmくらいが妥当でしょうか。
2本の角材からたくさん作れますw
幅や厚みなどを整えます。
それぞれサイズが違っていてもOK
墨付けしたポイントに穴を開けていきます。
コード用の穴は径15mm
スピーカー部も15mm(スマホ溝からスピーカーへつなぐ縦穴は10mm)
スマホの溝は幅8.5mm×奥行15mm×深さ15mm程度
スマホ溝なのですが、ウエンジを作業台の万力に挟んで、型枠を乗せてトリミングしていきます。
うまく削れました。
ボーズ面(丸面)ビットでスピーカーの出口を加工します。
いい感じです。
今回は、充電コード用の穴を、背面となる部分から鍵穴状にカットします。コードの太さも考慮して4-5mmほどの溝。
これにより木が少々ねじれるかもしれませんね。
底面に固定用の金具かすがいなど付けるといいかもですね。
カッティング終了。スピーカーが左右どちらについていても対応
サンディングをして形を整えました。
#240~320程度
塗装は桐油を塗ります。
油が染み出てくるので、何度も拭きとって、1日置いたら、こんどは蜜蝋ワックスを塗ります。
ちなみに、私は塗装用の刷毛を100円ショップなどで購入していますが、使い捨てではありませんで、シンナーやテレピン油などで油を落としてラップして保管しておきます。
無垢の木のスマホスピーカーの完成
縦置きと横置きです。