久しぶりに、扉を自作しました。
といっても前回の引き戸のように、ガラス張りの戸の大変さはなく、いたって簡単です。
室内の仕切りドアなので、スギの木枠にシナべニアをはめこんだだけ。ワンポイントでステンドグラスを入れて、ちょっとレトロにしてみました。
部屋のドアを簡単にDIYしてみる
↑これが設計図だ!(落書き紙の余り…)
使った材料
杉30×40×1750mm 2本
30×40×770 4本
30×40×110 2個
シナベニア600×730 1枚
995×730 1枚
ステンドグラス 12cm幅 適当な長さ
31mm・38mm木ネジ
木の枝(ドア取っ手用)
蝶番
※材料費 (シナベニア・枠材のみ3000円程度)
材料をカット
今回は、4本の横木に簡単なホゾ組をしてボンドつけします。
ホゾの長さを計算にいれてカットします。
ホゾの長さはめんどうなので10mmに設定しましたが、もうすこし長くてもよかったです。
ここでいつもなら手鉋をつかって真っすぐ削ったりするのですが、自動カンナだと5分くらいでおわります。すばらしい…
ホゾ切する部分を毛引きで線を引いていきます。
丸鋸(テーブルソー)であらかたカットして、仕上げをノミでします。
外枠の部分のホゾはこんな感じで隠しホゾです。
外枠縦には穴をあけます。
ルーターテーブルで溝を掘ります。
以前は、なかったので、トリマーをコンパネにつけて溝を掘っていましたね。
ビットは4mm。4mmのコンパネと4mmのステンドグラスにピッタリです。
細いビットは少々高額でも切れ味の良いモノがお勧め!以前ホームセンターのビットを使って何本もダメにしていましたが、Digramさんのビットは切れ味もよく毛羽立ちが少なく、折れたりしませんでした。
枠が出来上がりました。
シナベニアもサイズにカットしますが、サイズがわかっていれば、ホームセンターで買うときに、パネルソーでカットしてもらったほうが楽です。
ひさしぶりにガラスをカット。以前引き戸を作った時に、半端にあまったガラスを使います。ガラスカッターには灯油がまだ蒸発せずにのこっていました(優秀
扉の自作|ドアの塗装と組み立て
組み立て後、最終的に2度塗りましたら、なかなかいい味になってきました
とりあえず組み立てます。
クランプは直角クランプとベッセイの1mを使いました。やっぱベッセイが最強。ボンドは市販の木工ボンドを軽くつけました。
組みあがったら、扉のはまり具合を確認してから、もういちど、カシューで上塗り塗装をします。
カシューが乾くまでの間に、ドアノブ代わりになるものを探します。
以前、何かに使おうと思ってとっておいた、去年、庭の剪定をしたマキの木の枝です。
適当に切っただけですから、もういちどペーパー(#120)を平面においてこするようにして、平面出しします。
クランプで固定して、ドリルでネジ穴をあけます。
こちらの塗装は蜜蝋クリームを塗りました。
ドアとはかなり違う路線のドアノブですが…
木ネジで止めます
なかなかワイルドです(笑)
最後に蝶番をつけます。
今ついているドアの蝶番とほぼ同じものを使います。