田舎に暮らすぞ計画

東京を離れ、田舎に移住・・・八ヶ岳山麓での生活と田舎暮らしDIYの、発見の日々を綴る田舎暮らしブログ。

勉強用デスクの完成!|斜めに傾斜した学習机の自作【後編】

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やった♪ 完成!できあがってみると、カッコイイです!

木曽檜と吉野桧の夢のコラボデスク♪

てか、自分で使いたいよ、この机(笑

子供が嫉妬しています。「なぜ甥っ子にだけ作るの!」

って、キミには作ってやろうかと言ったら、ヤダ買うといってアレを買ったではないか(汗

かっこよすぎた自作のケヤキの木の勉強机

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ヒノキの板がちょっとどうかなと思っていましたが、欅の枠をつけると引き締まって見栄えがいいです。使うときは、傷つかないように透明のデスクマットを使います。さらにマットに上から鉄の板をくっつけてマグネットで固定できるようにする予定です。

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足もとはスッキリ使えるようにアイアンの脚をつけました。

土台となるパイン材に、↑このように斜めの受け木をつけて角度を15度にしています(固定)

鉛筆などが置けるように、手前にトレーとなる溝を付けています

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桟を利用した引き出しもつけました。

両サイドには手さげ袋などぶら下げるフック(ただの棒)を設置。

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トリマーの削り過ぎなどのミス箇所は、想い出を残すためそっとしておきます(手抜きです)

材料代は2万円弱ってところでしょうか。

 

斜めのテーブルを置く土台を作る①

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土台には、ホームセンターで買ったパイン集成材(600×900)、補強の桟にはSPFのツーバイ材を使います。

いろいろと考えた末に、ここはコストと手間の削減

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桟木に適当にダボ用の穴を開けて、ダボマーカーで土台板にマーキングしてから穴を開けます。

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ベッセイのクランプが2本届いて4本になったので、これで固定します。

このクランプが横置きも立て置きも出来て、最強に使いやすい!

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次に杉のツーバイ材をカットして土台の後ろの支柱にします。

 

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マイターゲージを15度にセットして丸ノコでカット

 

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4枚同じものを作って、2セットにします。こちらもダボマーカーを使ってダボで張り合わせます。

 

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クランプでしばし固定。

 

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こんな感じです。

 

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次はケヤキの残り板を使って手前に置くペンケースの溝を掘ります。

 

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U溝ビットを使えば、きれいな底面ができます。

が、掘削中にトリマーのガイドが緩んで、真ん中あたりは掘り込み過ぎました。

もうこのままにしておきましょう(笑

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このペンケースの板は、天板を手前で止める役目もあるのですが、15度に傾いた天板とぴったりあわせるために、側面を斜め75°に削ります。

カンナなどではラチがあかないので、ルーターテーブルに、先ほどの杉の支柱のときに15度に切った木っ端を並べて、ここにケヤキ板を合わせて削ってみます。

後から思えば、普通に丸ノコで、75°にしてカットすればよかったんだよね・・・

 

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まぁ、上出来でしょう!

 

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トリマーのビットで適当に面取り加工してペーパーをかけます。

 

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支柱と土台をダボでくっつけます。

このとき、天板との密着具合をみて、長さを調整しておきます。

 

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だいたい密着していれば、ボンドで固定。ベッセイクランプ使いやすい(2度目

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しかし接着すると、若干密着角度がずれてしまいました。ここは難しいですね。

 

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次にケヤキの長板のほうもくっつけます。

ひだすらダボ継ぎ作業です。

 

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ここは隙間なくがっちり固定します。

 

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土台の形になりました。

 机の引き出しを作る 

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引き出しのつき板(手前の板)をケヤキの白太にします。

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カットしたら、溝をいれます。4mm

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ちょうど家にあったベニアがピッタリだったので、そのままボンド付けします。

 

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引き出し受けのレールは、桟木に溝をあらかじめ掘っておきました。

 

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桟木は土台からすこしはみ出るくらいでダボ継ぎしておいて、最後に、ノコで切ってきれいに仕上げます。一応マスキングテープをしてカットします。

 

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今回、シルキーウッドボーイという市販の片刃ノコを手に入れました。

ノコ刃にアサリ(左右の出っ張り)が無いので、切れ跡が非常にきれいです。

導突目は、9寸目・8寸目よりも細かく、ホゾ切作業には最適です。

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引き出しの枠は適当な余り木をカットして、木工用ビスでとめます。

した穴をほったほうが割れにくいです。

 

 天板を仕上げて塗装する

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最終局面にきました。

天板をサンダーできれいにします。

ペーパーは#240→#320→#400ってところです。

手でやる場合は、サンディングブロックが使えます。

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磨き終わったら、塗装します。

天板は、亜麻仁油、土台は蜜蝋クリームを塗ります。

塗って30分程度で、いったんワイプオールで空拭きします。

亜麻仁油のほうが割高ですが、しっかり浸透します。土台は蜜蝋で十分です。

数日したら、天板もさらに蜜蝋で仕上げると完璧になります。

アイアン鉄脚をつけて学習机の完成!

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タケラボさんから購入した、外開きのアイアンの脚を取り付けます。

ビス穴をトレースしてドライバーでねじ込んだら完成です!

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あとは、ヒノキなので、傷つかないようにデスクマットを敷きます。

いやほんと、カッコイイじゃないの!

使いやすいかどうかは知らないけど・・・

 

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