ＤＩＹ木工では木の板や棒を接合する方法として、ダボで継ぐのが一般的ですが、板同士を接合する場合はビスケットジョイントが強度もあり快適です。
ビスケットというのは、楕円形のビスケットのようなダボであり、板同士の接合で私もよく使っています。
今回は、そのビスケットの溝を掘る専用のビスケットジョイナーを手に入れました。
ＤＥＷＡＬＴのビスケットジョイナー ＤＷ682Ｋを使ってみた
ビスケットジョイナーには、調節レンチや金具のほか、集塵袋とジョイントもついていますので、削り屑がそれほど飛び散りません。
ビスケットジョイナーは基本、グラインダーです。中を開けるとカッターが出てきます。
ビスケットには、＃0、＃10、＃20と、3種類の大きさがあります。
板の厚みによって大きさを変えます。
ビスケットジョイナーには溝の深さの調節ダイヤルがついています。わかりにくいですが、赤い印のところに、使うビスケットのサイズ番号を合わせるだけです。（Ｍはマニュアル調整です）
板を重ね合わせてビスケットを掘る位置にエンピツで線を引きます。
直角につける場合は直角に立てて線を引きます。
ビスケット同士の間隔は15cm～20㎝くらいです。
板に引いたラインとビスケットジョイナーの中心線を合わせます。
電源レバーを入れて、本体を押し込むと刃が出て溝を掘ります。
フレキシブルなネジが木にすこし食い込んで軽く固定します。
しかしクランプで固定したほうが確実です。
直角方向に掘る場合は、このように立ててもＯＫ。裏面にもセンターラインがついています。
木口の狭いところはクランプで固定したほうが安定します。
ビスケットジョイナーの板をあてる面は、このように直角まで倒すことができ、上面合わせで溝も掘れますので、厚い板でも真ん中に掘れたり、2列に掘ったりできます。
また、角度も自在ですので、直角以外にも接合できます。
ビスケットジョイナーで掘った溝は、ビスケットより若干の幅と深さがあり、ボンドが入る余裕があります。
ボンドをつけて接着するときは、しっかりクランプで圧着します。
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