田舎に暮らすぞ計画

東京を離れ、田舎に移住・・・八ヶ岳山麓での生活と田舎暮らしDIYの、発見の日々を綴る田舎暮らしブログ。

コンポストを設置してみる|生ごみ処理と堆肥活用

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家の入口の陰に忘れられたように置いてあったコンポスト。つい最近、知人にコンポストの活用のことを聞いて、やっとその存在に気が付きました(笑)
前からあるのは知っていたのですが、触らぬ神にタタリ無し!そのまま放置していました。ちょっと遅かったですが、来年の畑の肥料のためにもこれを活用し、再設置することにしました。

冬前にコンポストを設置して土の肥料作り

もう少し早く気が付いてやればよかったのですが、春からはじめると肥料としては遅いので、今のうちから設置しておきます。

寒冷地である八ヶ岳では、冬場は生ごみなどをコンポストにいれても醗酵・分解されないと思っていましたが、知人宅では、大丈夫だと聞いています。今後もいろいろ調べながらやっていこうと思っています(追記していきます)

コンポストについての知識

サイトによってかなり情報がまちまちなのですが、いろいろ調べてみました。
とりあえず、コンポストにはいくつかあるようで、木枠やダンボールで作る方も多いようですね。

あとは、ごみ箱やバケツを逆さにして穴をあける方法など。

プラスチックコンポストのように密封するタイプと、密封しないタイプにわかれるようです。

今回は当然密封タイプになります。

寒冷地でのプラスチックコンポストの作り方については、北海道苫小牧市のサイトが参考になりました。

プラスチックコンポストの設置についての知識まとめ

設置場所:水はけ、日当たりの良い場所

設置方法:10cmくらいの深さの穴を掘り、底の土をやわらかくしてから設置する。

生ゴミの投入方法:

しっかり水を切ってからいれる。生ごみが20cmほどになったら土をかける。数日~1週間に1回程度は土をかき混ぜる。はじめのうちは特によく混ぜる。かくはんすることで分解がすすみ、コンポスト内の温度は50-60℃にまでなる。

使用の管理:

水分が多いと悪い菌が増え、悪臭もひどいようです。それから、虫は入れてはいけないので、しっかり蓋をすること。また、生葉などには虫がついていることもあるので、入れないか加熱しょりをしてから入れる。

コンポストに入れるのは?

生ごみ+土(腐葉土など)+米ぬかが基本。あるいは醗酵促進剤も。

冬季の場合は?

冬の積雪時には、再び容器全体を雪に埋めておくと保温効果で、内部が凍結しない。

コンポストに湯たんぽのようなお湯入りペットボトルをいれて保温しているのを紹介しているサイトも。

コンポストの設置期間は?

少なくとも半年以上は続ける。終わったら別の場所に移動して設置。その際、上のほうはまだ生ゴミ状態で分解されていないので、新しく設置した場所の種土にする。コンポストがあったもとの場所に農作物を植えるとよく育つ。

コンポストに入れられないもの、分解されないもの

また、生ごみは何でもいいというわけではなく、骨、卵の殻や貝殻などはダメなようです。

分解しにくいもの

根菜の皮
生たまねぎ
魚の骨
卵の殻
貝殻
トウモロコシやキャベツの芯
輸入果物の皮(消毒剤)

入れてはいけないもの

腐ったもの
塩のかたまり
売っているお花など(農薬の可能性)
果物やカボチャの種(硬い)
味噌・ぬか床など塩分が多いもの

実際に庭にコンポストを設置する

自宅にプラスチックのコンポストがあったので、そのままこれを使います。

プラスチックコンポストの場合は穴を10cmくらいは掘って設置するようです。

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土の中のほうが温かいと思うので、20cmくらいは掘ってみました。

コガネムシの幼虫がたくさん出てきました。

コンポストには虫は厳禁のようですので取り除きます。

虫がわきにくい寒い時期はコンポストでの堆肥作りに良いというサイトを見かけました。(なるほど)

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 とりあえず設置しましたので、これから生ゴミ処理と堆肥活用をやってみることにします。

そして、家には米ぬかが無いので、醗酵促進剤を使ってみることにしました。