田舎に暮らすぞ計画

東京を離れ、田舎に移住・・・八ヶ岳山麓での生活と田舎暮らしDIYの、発見の日々を綴るブログです

林業をはじめたい|田舎暮らしと林業を考えてみる

農家は大変と言いますが、それにも増して大変かもしれないのは林業だと思います。
どちらも自然相手の仕事ですからある程度神頼み的な要素が大きい訳ですが、農業と比べて林業はどうなのかを、考えて見ました。
ちなみに私は専門家じゃないし具体的なことは言えませんのであくまで感想です。

なぜ林業を考えるのか!?

私も以前、2‐3年ほど林業経験をしました。当時は木材が外国産材に押されて、伐っても伐っても赤字が出るという状況でした。今はどうなのでしょう!? 国産材が見直されて久しいですが少しは値段も上がっているのかしら!?

農業と比べて林業の違い

まず林業は一人では出来ません。
農業にも組合はありますが、そのサポートを借りつつも、独立してやることが出来ます。
しかし林業の場合は、そうは行きません。山を管理している事業所や森林組合に属さないと出来ません。
そういう意味ではこれから林業を始めるという場合は、会社員や準公務員扱いになると思いますが、場合によっては人手不足で日雇いもあると思います。

林業は危険の多い3K職

林業は怪我をする可能性が高い仕事です。チェーンソーの伐採だけでなく、架線作業、玉掛け作業、下刈作業、穂取り作業、間伐・除伐、崩壊地測量、高性能林業機械…。どれも危険が伴います。
特に雨天時は要注意です。
私も経験がありますが、毎日の作業の中、危険を感じることは度々ありました。

100年ワンサイクル

自然が相手の仕事ですが、農業は基本1年サイクルです。失敗しても翌年やり直しがききます。
もちろん、被害などで不作になれば、厳しい状況ではあるのですが、林業の場合は50年~100年のサイクルです。
どんなベテランの山師のおっちゃんでも、自分が植えた木を、生きている間に伐るのを見ることはないのです。
これって壮大ですが、ちょっと不思議な感じです。

自分がやったことか、自分に返ってこない、ように見えます。
植えたスギやヒノキは、すべて子孫もしくは次の世代の財産のためですから。
農家なら一年の実りがくれば、それは直接自分に返ってきますし、やりがいを感じやすいものですよね。

土地に愛着があるからできる林業

毎日が怒涛のように流れるスピード社会において、100年先を見据える気の長い林業は、なかなか次の担い手を見つけるのは大変そうです。
もともとそこに住んでいたり地元意識がなければはじめにくいかもしれません。

それでも林業を選ぶ理由

もし、そこの山村が、地元に愛され自然豊かで、受け入れを可能にする場所であれば、林業もいいなと思えます。
林業は必ず地元の人と毎日を一緒に過ごします。そこからいろんなことを学べますし、田舎暮らし初心者には良い機会です。
私も林業従事のときに、色々なことを教わりました。

必要なスキルはやっぱり自然に感謝する思い

と思っています。
田舎暮らしをするにも、そもそも自然が好きだというスタンスは当然なのですが…。
しかし、好きだというだけでは続かないのは、そこの本当のところが見えていない可能性があると思います。
私が林業をやっていた時も、まだかなり若かったのですが、感謝が薄かったなぁとつくづく思います。
林業という作業自体が、自分のため、という動機だけではどうにもならないし、かといって木を立派に育ててもそれが評価されるのは、生きているうちとは限りません。
見返り、の問題ではないんですよね。

林業をやりたいならwoodjob観ておこう!!

林業の記事を書く気になったのは、実を言うとこの映画を見たからです。
コメディですけど、すごく山村と林業のことがよく描写されています。
実際はもっと大変なんですけどね。