ここ最近は、ほんとうに自由なんだな、という思いを感じながら過ごしています。
いつだったか忘れましたが10代の頃は、「なんで65歳まで働かなければならないのか。人生の大半を働いて(労働)すごすなんて世の中どうかしている。楽しく遊んで暮らしたいのに…せめて40くらいで働くのは終わらせたい」
などと、ネガティブな思いをたぎらせていました(笑)
どうしようもなくイヤイヤに生きていた人生だったのかな^^;
私の育った環境は決して居心地のよいものではなく、孤独感の強い(個別意識の高い)子供で育ってきましたから、かなりひねくれていたのは間違いありません。社会適応は難しいパターンです(それが良かったのですが)
しかし気が付いてみると、40も過ぎるころから、仕事(収入)はしているのですが、仕事(義務的作業)をしているという気持ちは消えました。
ここ数年で自分の心境も加速的に変化しました。
その変化のおかげで、田舎暮らしをはじめるに至っては、ほぼ、好きなことしか選択していない生活という境遇になっています(もちろん生活のいろいろなやるべきことがありますよ)
そして、いま、さらに自由な感覚が日増しに強化されつつあるのを感じています。
それは、ラッキーだったのでしょうか?
かなりそうだと思います。
ただし、ラッキーだったのは、そんな環境だからなのではなく、環境(世界)は自分が造り出している、ということに気付いた事でした。
世界の中に自分が生きているのではなく、世界が自分そのものであるという感覚
自然の中に身を置くと、そもそも、そこには定義するものは何もないことがわかります。
思考を止めて、誰もいない八ヶ岳の森の中で、風が吹くのを感じて、木がゆれるのを見て、鳥が鳴くのに耳を傾ける(本気でそれをする)
そんなところを歩いていますと、気持ちがいいし、ただ感謝の思いが湧いてきます。
そしてそこには、意図する人工物がないので、打算的なことや、将来的な計画性、不安による行為、人へのねたみ、イラつき、過去の悩み、などいわゆる人の作り出すものが、そもそも、世界にはいっさい存在していなかったいことが理解できます(即是空)
・・・ただ、風が吹いている・・・
The answer is blowin' in the wind
そんな場所へ自宅からわずか数十分で行ける境遇というのは、なんと恵まれているのでしょう。
田舎暮らしは最高…いや、田舎暮らしをしている今が最高です。
感謝