NIDECKER公式より
2022年より、NIDECKERのド定番カービングボード、AREAとCONCEPTが無くなり、BLADEとBLARE PLUSが登場しました。
※滑った感想を追記しました
これはほしい!と思っていましたが、国内のネット販売はすでに在庫が無い?状態。
まぁAREAでも十分楽しめるし、来年かな♪
と思っていたら・・・
AREAのエッジがひん曲がってるじゃん!!
こ、コケてないんだからね!!!(汗
・・・
嘘です、すみません、大ゴケしました。
ということで、NIDECKER BLADEを早速取り寄せることにしました。
ナイデッカーのカービングボード BLADE どこが違うの?!
いままでフルに練習で使っていたAREAが23年モデルから消えたのは実に悲しいことなのですが、それに変わって登場したBLADE どう変わったのでしょうか!?
実際にフォルムは似たような感じです。
テールの魚の尾がなくなって、短くなっています。
どうやらけっこう全体的にガラッと変えてきたようです。
実際に表にして比べてみました。
いろいろ比べてみると、カービーングの老舗、BCstreamのRSというタイプに似ています。NIDECKERのもう一つの最新モデルTHRUSTERも取り上げてみます
表からわかるのは、AREAとは全然違う!ってことですね。
ノーズとテールの長さが短くなり、有効エッジの長さが格段に長くなっています。
そして、特筆すべきは、最大幅と最小幅の差が大きく、これはBCstreamのRSに近い感じです。エッジを立てても、靴が雪にあたるドラグが起きにくくなっているようで、かつ、RADIUSも少なくなっていて、カービングには向いてそうです。
TRUSTERはパウダーもカービングもそこそこいけるオールラウンダーって感じでしょうか。ほしいねw
BLADEは158cmと162cmのみで、158でもちょっと長い気もしましたが、そうでもなさそうで、ちょうどAREAの153cmと同等なスタンスです。
滑走面はN7000仕様で、形は攻めのポジティブキャンバー。AREAの中級スタンスをそのまま受け継いでいるようです。
さっそく海外のSNOW INNから取り寄せてみたんですけど、
表のデザインは、なかなかかっこよく、いいんだけど…
裏面のトレードマークが汚くない?!
これは見た目がひどい失敗作を引いたのかも^^;
返品しようにも、ちょっとスペインまで送る気しない(泣)
と思ったら、公式サイトの画像でも、全く同じこの汚れが写っているので、これはデザインなのか!!!!
うそやろw
まぁ滑りに支障なさそうだし、
気を取り直して、DIYでチューンナップです。
この日のために揃えたエッジシャープナー等
角度は88度と1度で決定。
とりあえず精密定規で並行を確認。
コンケーブにはなってないよね!?
コンベックスならよし!
滑走面のエッジを1℃で削ってから、
サイド面を88℃に削ります。
あとは、ワックスを数回塗って、出陣を待つことにします。
滑ってみた感想は順次、この記事に追記していきたいと思います。
BLADEで滑った感想(追記①
AREAとCONCEPTを凌ぐBLADE?!|これぞフリーライド カービングボード!
さて、さっそくBLADEに試乗してきました。
ブーツはNIDECKERのHELIOS(すこし柔らかめ)
ビンディングはFLOWのNX2-CX FUSION(けっこう硬め)
となります。
早速、BLADEに乗ってみたのですが、いままで直近がAREAの153cmで滑っていたために、158cmはちょっと長いかもなぁと思っていました。
実際に乗り始め、私のNIDECKER初号機となるCONCEPTが157cmでして、乗ってる感じが、すこし大ぶり、小回りがしにくい感じなのですが、それに近い感じがしました。
がしかし、それは滑り進むうちに、すぐに変わりました。
操作性ぜんぜん悪くない!?
板幅は厚いところで30cm超えているのに、コンセプトほど重い感じがありません。
しかも、めっちゃ板が立ちます!!!
やはり有効エッジの長さと、RADIUSの狭さが効いているのでしょうか。
まだまだ中級レベルのワタシですが、フォームを無理に崩さなくてもカービングが素直にグイーンと入っていきます。
板の柔らかさは、7/10でAREAとだいたい同じなので、よくたわむし操作感は良いです。それなのに抜群の安定性。後傾しやすくバタつきがかなり解消され、ちょっとびっくりするレベルでした。
普通にトゥーサイドターンはグローブが雪面にズリズリするようになるし、苦手のバックサイドもかなり入りだして、手が軽くつくようになってきました。
まじか。。。。この板♪
ノーズとテールの幅が少ない分、ハンマーヘッド板のような要素があるのでしょうかね。
たしかに、カービングだけ目指すなら、ハンマーヘッドの板でよいのですが、どうも私は、あの同じターンをずーっとしてる滑りに魅力を感じませんで、地形に合わせて自在に滑っていきたいのです。
ということで、いまのところデメリットが見当たらないこのBLADE、もうすこし乗り込んでいきたいと思います。そのうち、コンセプトと乗り比べてみます。→くらべました!
- 価格: 84670 円
- 楽天で詳細を見る
ナイデッカー板乗り比べ(追記②
CONCEPTとBLADEを乗り比べてみた!
ナイデッカーの初めての板がコンセプトでした。エリアを使うようになってから、コンセプトに乗ることがほとんど無く、じつは2シーズンぶりくらいです。板はチューンナップに出したまま、眠っていましたw
その間、自身のレベルも多少は上達していますし、過去の体感ではなく、実際に今乗ってみてブレイドとどう違うのか、確認してみますw
BLADE:158cm エッジ88°
CONCEPT:157cm エッジ89°
ブーツは同じく、ヘリオス
ビンディングは、FLOW NX2-CX
(BLADE側はFUSIONで、CONCEPT側はHIBRID)
スタンス幅は同じ54cm、角度も同じ
こんな条件です。
まずは、コンセプト。
久しぶりに乗りましたが、ド安定ですね!
以前は重さを感じていたのですが、そんなことはなく、滑りやすい!というか、楽しい! カービングもやりやすいし、やはり高速走行で乗りたいです。朝イチの圧雪斜面をきぃぃーん!って感じですね。
角度もあるのでしょうか、板はBLADEのほうが簡単に立ちます。
これ、88°に削り直したらよさそうですね。とにかくコンセプトは、今期、ちょっと使い込んでみたくなりました。
その後、ブレイドに乗りましたが、明らかに違います。
コンセプトでは小回りターンが(下手くそなせいか)できないのですが、ブレイドはサクッと動かせます。
板が柔らかいって感じもすぐわかるし、それよりなにより、キレッキレ! その名の通り、切れ味最高のナイフ!って感じです。切れ味だけでなく、カーブの安定感も感じます。
スピードはコンセプトほどでないので、むしろ練習しやすい板だと思います。
こうなると、BLADE PLUS も乗ってみたくなってきましたぁww
あと、できないけど、スイッチとかやりやすそうです。