キッチンボードを作りました(2回目)
初代のがこれ↓↓
このブログを始めた、まだDIY道具もほとんど持ってない頃に、ベニヤと杉板で作ったキッチンボード。
使い勝手はよかったものの、さすがにくたびれてきたので、リニューアルすることに。
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そしてさらに、今回は、使わなくなったPC用の長いデスク(これもケヤキのデスクにリニューアルしたので、再利用を考えていました)の天板を利用してキッチンボードに組み込みました。
これです↓↓↓
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で、キッチンボードというと、箱型のお決まりのパターンが多い中、デザインは、大雪木工さんのluontoというスマートなシリーズのキャビネットらしからぬ家具をモデルにさせてもらいました。
いざ!キッチンボードの作成
相変わらず適当図を書きますが、今回は、両サイドの脚となる枠が斜めになっているので、角度を計算します。
ソフト使えばいいのでしょうけど、、、、アナログで、、、
三角形の定理とかで、角度と長さなどをきめましたw
高さは140cmにするために、150cm、7cm厚のケヤキを使います。
こんな分厚い材をよくも買ってたものだわ、、
割ると、けっこう反りが入りました。
うーん、これ大丈夫なのかな、、、
いつものビスケットジョイントです。
組みます。
反っていても直角だけは正確にみます。
カタカタする、、、やっぱり反ってますw
両脚揃えて、カットします。
お次は、PCデスクの天板。タモ材です。これで180cmもあります。奥行きが45cmくらいで、キッチンボードのテーブル面にちょうどよい感じです。
汚れているのでサンドペーパーで研磨しますが、天然塗料のオイルが邪魔してぜんぜん削れませんw
まぁある程度ですね。。
カンナかけられるとよかったんですが、、、この幅は無理w
こちらもビスケットジョイント
メインテーブルは箱型にします。
扉などつけたかったんですが、幕板となっている吸い付き桟と引き出しをそのまま使うことにします。
アリ溝の桟はスカスカなので、ヒノキの薄い棒で補強します。
一番上の段となる天板には12mm厚のケヤキを使います。
物が落ちないように縁をつけます。
箱やテーブル面と脚枠を固定するためのネジ穴をあけていきます。
M6の鬼目ナットと六角穴ボルトファスナーです。鬼目は長さ20mmなので、穴は21ミリ程度に開けます。ちょっと深く開けないと、頭が木にもぐっていきません。硬木のケヤキの場合は、丸ノミですこしだけ穴をひろげてあげました。
ボルトの長さは鬼目の長さに、木の厚みを足した長さ。それ以上にしないことです。
鬼目ナットと家具用のM6のボルトはアマゾンで購入
引き出しはいちどばらして再調整します。ほんと、ベニヤに板はりつけただけの超適当引き出しw すこし強度をつけます。
すべてペーパー研磨(#240まで)したら、塗装していきます。
今回は、木固め材のプレポリマーを塗ります。
べったべった!
シンナーの希釈がうすかったせいか、塗りムラがひどい!
やっぱり木固めエースはホビー用のやつのほうが塗りやすいです。。
ムラになったので、さらにカラ研ぎします。
そして、脚とテーブルをくっつけます。
反っていた脚もまっすぐになりました。
この状態で、亜麻仁油を塗り込みました。
キッチンボードの完成
なかなかスタイリッシュなものができました。
テーブルの汚れもめだたず、塗りムラは少々あるけど、よしとしましょうw
高さは140cm 幅は80cm 奥行きは47cmくらいです。
割れにはチギリ
やっぱケヤキの木目は最高
ボルトは目立たない部分に。しっかり固定。
PCデスクがみごとに復活!