最近は作業場がもっぱらボードのメンテスペースになっています。。
今シーズン、どうもうまく滑れません。
あんなに調子よかったNIDECKERの板が、ちょっといまは不安定。
あれこれ試行錯誤していたのですが、やっと行き着いたのが、エッジの処理。
そいえば、前期からボードのエッジをまったく扱ってませんでした。
パット見たところ、まったく問題なくおもってたのですが、、、、
研いでみてわかる、ボロボロなエッジなのでした。
スノボのサイドエッジを研いでみる
ワンシーズンぶりに滑走面の平面を確認しますと、以前よりも若干コンケーブ(凹)になっていました。
ビンディングのネジを締めると、さらにコンケーブが深くなります。
一応、ゲレンデで滑り終わったら、必ずネジを緩めていたのですが、使い込むと、凹んでくるみたいですね。
十数年前に買ったエッジを研ぐシャープナー。
エッジの角度が90°と89°の2面ついていました。
しかし、安物だったと思うし、直角定規を当てても本当に90°なのかわわかりませんが、とりあえず89°のほうで削ってみます。
まずは、油性ペンでエッジをマーキングして。
ゴリゴリと研いでいきます。
刃先のほうばかりが研げます。
これは、シャープナーの角度が89°ではないのか、それともチューンナップに出した時点で89°より鋭角だったのか、、、
おそらく前者だと思いますが、もう研ぐしかありません。
研ぎ方の参考にしたのはコチラの動画
マーキングが消えるまで研いでいきますが、部分的に傷やへこみがひどいところがありました。
見た目では分かりにくいですが、研いでいくとはっきりしますね。
滑りにくさはこれだったのか。。。
ベースエッジは1℃にチューンナップしていましたが、定規をあててもわかりません。
とりあえず、包丁を研ぐときに使っているダイヤモンドシャープナーでベースエッジを慣らしていきます。
ベース側もちょこちょこ傷がありましたが、これは削るわけにはいかないので、次回のチューンナップで修理してもらうことにしましょう。
最後は、ワックスを塗ります。
ガリウムのバイオレット。
ワックスの塗り方はこちらを参考にしました
適当にワックスを前面にたらして
アイロンをかけました。
スクレーパーで軽く削って終わり。
ムラが残っても、一回滑ればきれいにワックスは落ちてくれますので、適当でよい、とスキーの達人から教わりました。
ちなみにいつもチューンナップをおねがいしているのはコチラです。