先日、小麦アレルギーの方と出会う機会がありました。
その方は、湿疹がでたりかゆみや痛みが出るというタイプのアレルギーではなく、急にスイッチが切れたように落ち込み、やる気も出なくなる、というのです。
それも、小麦を食べた24時間以上経ったあとにそうなる、というのです。
そんなアレルギーに気が付いたのは、2年前の、もう40歳を過ぎたときだと聞きました。そして、小麦を中断してからは、スイッチが切れることもなくなっているというのです。
私はアレルギーやアトピーとは縁遠いとおもっていたのですが、なんか最近はイライラもするしお腹を中心に調子もよくはなく、そのことがすごく気になったので、いろいろ調べてみることにしました。
遅発・遅延型アレルギーというものの存在を知る
アレルギーというと主に食べ物などで、かゆみや湿疹などの体の異変がすぐに起こるものだと思っていましたが、それはIgE(即時型)というタイプの広く認知されているアレルギーなのですが、それ以外にもいくつかあり、この方のように時間差で出るものを、IgG(遅延型、遅発型)というのだそうです。
この遅延型というものが知られてからまだ10年程度しかたっていなく社会の認知度は低いようです。
で、その症状は、皮膚や消化器系の症状から、イライラや不安、鬱などの心理的症状まで様々な形で引きおこることがあるようです。
時間差で症状がでてくるだけに、とても分かりにくく、他の病気と診断されたり、原因を突き止めにくかったりするようです。
もっと調べてみると、小麦のほかにも、牛乳や卵などのアレルギーも多く、たくさんあってキリがないのですが、それらを簡単に調べられる血液検査キットを発見しました。
120品目IgG食物過敏セミパネルを取り寄せてみた
これです。
これは、アンブロシアという血液検査を専門にする医療機関が直接ネット販売している採血キットです。
アマゾンから購入できます。
120品目に対する遅延型のアレルギー反応をチェックすることができます。
遅延型の血液検査ができる病院というのは日本では限られていて、しかも保険が適用されにくいのでかなり高額らしいです。
で、この検査キットでは3万円しますが、購入してから、発送、検査までのすべての代金を含んでいますから、ネットで
こういう検査がうけられるのは有難いです。
キットの中身は、採血用の針やピペット、保管ケース、返送用封筒、使い方ガイドなどが入っています。
こちらで記入が必要なものはわずかです。
採血針はなにか怖そうですが、こういうものを指に押し当てて、カチッと音がするまで押せば、チクッとさして簡単に血が出てきます。
それをスポイト状になったケースに吸い込ませます。2本採血
これを保護ケースに入れて、あとは返送用封筒でポストに投函すればOK
検査結果は、QRコードを利用してアンブロシアのサイトに登録しておけば、数日後にPDFファイルで結果をUPしてもらえます。
結果は次の記事で^^