そろそろお庭でBBQなんていう季節です。
とりあえずプレーナーの試し切もかねて、簡単なガーデンテーブルをDIYしてみました。
最近、木工も肘が痛くて休止中で、ちょっとモチベーション低下しています。
これって、テニス肘ならぬDIY肘なのでは…
とりあえず今回は、あまりこだわらずにチャチャっと作ってみました。
DIYでガーデンテーブルを作ろう
材料は杉の3m材(45×105mm)5本くらいと、51mmの木ねじ多数。
塗装はカシューというカシューナッツの樹脂からできた漆に似た塗料を使ってみました。
ツーバイ材でも作れますが、ホームセンターで買うとけっこう高いです。
私は最近、ゆのき農林業さんからヤフオク経由で買っています。
こちら山口県の長州産の杉と檜を仲介せずにダイレクトに通販してくれる素晴らしい業者さんで、送料をいれても圧倒的に安いです。
どうせ、テーブルくらいになるとツーバイ材10本あったって足りませんから、ロット買いするほうがお得です。
そして、国内林業を守るという観点からも外国産材はなるべく避けています。
説明不要!ガーデンテーブルの作り方
3m材なので、余分な端材を出さないように1.5mの長さに等分カットして、これを7枚あわせてテーブルの天板にします。
幕板は2枚。70cmくらいです。木ねじ用のネジ頭を入れる穴を8mmのドリルであけていきます。(あとで真ん中に1本追加しました)
ねじこみ用の下穴はスギ材が柔らかいので不要です。
あまり細かいこときにせずにあけました
天板を表側にきれいな面が来るように並べて、それをひっくり返して幕板でネジ止めします。
このとき、並べる板目は、木表と木裏が交互になるように並べます。
それから、ネジ止めするときは、クランプなどで幕板と天板を抑えておくと隙間が出にくいです。とくに反っている板に有効です。
この時点で、天板の両サイドを丸鋸でまっすぐ切り揃えました。
つぎに、60cmの長さの脚材を幕板にネジ止めします。
天板と直角になるようにクランプで押さえてから、ネジ埋め穴をあけ、ネジ止めです。
ネジ止めはすべてドリルでせずに、最後の絞めはドライバーを使って手でまわします。
さらにL字の金具で挟むように補強します。
これで縦方向の揺れはほとんどなくなります。
なんか、せっかつ付けるなら、もっとオシャレなやつのほうが良かったかも・・・
脚を4本つけました。
脚の横揺れをなくすために、補強の横材もネジでとめます。
ここから、さらに縦に1本補強をいれると完璧なのですが、L字金具が効いていて、その必要はなさそうです。
ツーバイ材だと板の厚みが薄いので補強が必要かもしれません。
お次は塗装です。
今回はじめてカシューという漆のような塗料を使うことにします。
拭き漆っぽく木目をだすためです。
カシューに(カシュー用うすめ液がなかったので)テレピン油を2割ほどまぜて塗り始めます。
これ、かなりねばりっこくて、和紙でふこうものならムラムラになってしまいました。
擦り漆風にするには、テレピンとカシューを1:1くらいでまぜたほうがいいです。
とりあえず裏面をぬりました。
汚い・・・
表面はムラを出さないように、いっきに塗ります。
ハケをつかわずに、和紙で拭いて(右手)、ワイプオール(左手)で拭きあげます。なんとかうまくいきました。
ワイプオールはタオルや布の毛玉などがほとんど出ない強い不織紙で、塗装にはすごく使いやすいです。
ただカシューってすごくベトベトしてて、かぶれないのはいいですが、使い方にコツがいります。
テーブルひとつでカシュー1缶を使いきりました。
とりあえずこれで今年の夏は「庭飯」楽しめそうです