いよいよハンドピックしたコーヒー生豆を焙煎です。
※現在、フライパンに市販の網蓋(油はね防止用)をつけて焙煎しています。自宅焙煎の完成型を新記事にまとめました↓↓↓↓
どんな焙煎方法でコーヒーを煎るか!?
その前に、焙煎のやり方をいろいろ調べてみました。
次の4種類の方法がメジャーのようです。
①煎り網を使って直火で焙煎
②専用のコーヒー焙煎器を使う
③ 陶器の焙じ茶器で焙煎する
④自動の専用ロースターを使う
⑤鍋やフライパンで焙煎する
まず、④の自動ロースターは却下です。
高額でいきなり買えません。
で、手網を使っているケースが多いようですし、UCCのサイトにも手網での焙煎方法が紹介されていました。
しかし、どうも、コーヒー豆の殻が飛び散って、台所が汚れそうです。
外でやるぶんにはいいのでしょうが、日常を考えると、台所がコーヒーの殻で汚れそうです。
専用の焙じ茶器やコーヒー焙煎器は、どうも100gも焙煎できないので少量すぎて手間がかかりそうです。
できれば200g(市販のパックくらい)くらいは一度にやりたいと思っています。
ということで、台所でできて、ある程度量を焙煎できるフライパンで焙煎する方法をやってみました。
※上記①~⑤の商品リンクをページ最後に張っておきます。
フライパンでコーヒー豆を焙煎してみた
さっそく焙煎をはじめます。
昨日ハンドピックででた200g程度の不良豆でテストします。
50gづつを使い4回、その後、ブラジル豆とコロンビア豆を100gづつ焙煎してみました(計6回を試す)
コーヒー生豆は洗うらしいよ!?
生豆はどうやら洗って焙煎するのが良いようです。
洗ったあとの水はかなり汚れているようなので、台所の水切りネットなどに入れてもみ洗いします。
ゴシゴシと揉み解すようにすると、殻などが取れるようです。
ただし、コーヒー豆が水分を吸ったりさせるのはよくないらしく、洗ったら、水を切ってすぐにフライパンに入れます。
確かに、洗ったらお米と同じで汚れています。
※2016年現在は豆は洗っていません!
コーヒー豆の焙煎時間は20分が目安!?
焙煎開始⇒豆が白くなる⇒キツネ色になる⇒こげ茶色になる(1ハゼ)⇒もっと濃い茶色になる(2ハゼ)⇒本気で焦げてくる・・・
焙煎の目安となるのは、このハゼというパチパチと弾く音がする現象です。それと豆の焼き色。どの程度焙煎したら好みの濃さになるのかは、あとは経験のようですね!回数やるべし
こちらは焙煎ローストの段階です。
ライトロースト…1ハゼの始まり
シナモンロースト…1ハゼのピーク
ミディアムロースト…1ハゼの終わり
ハイロースト…1ハゼの終わりと2ハゼの中間
シティロースト…2ハゼの始まり
フルシティロースト…2ハゼのピーク
フレンチロースト…2ハゼの終わり
イタリアンロースト…2ハゼの終わりから炭の中間
参考になったサイト
いざ!焙煎!
フライパンは十分に熱しておきます。
水洗いした豆を入れて水分を飛ばします。
よくかき混ぜるか、鍋を振らないと部分焼けしてしまいます。
あとで分かったんですが、蓋をしたほうがいいようです。
ときどき水分を抜くために蓋を開けてください。
1ハゼと2ハゼ!?コーヒー豆の焙煎の目安
豆を煎りはじめてから10分くらいで、豆がこんがり色になてきたら、パチパチと音を立てます。これが1ハゼというらしいです。
ところが、火加減によって、1ハゼは5-6分くらいで出たり、15分くらいで出たりしました。
フライパンの場合はちょっとコツがあるようですが、火が強すぎると焦がしてしまうので、難しいところです。
この1ハゼが終わった頃に焙煎をやめるのが中煎りのようです。
2ハゼは、その後にさらに色が濃くなってきたら、香ばしい香りとともにやってきます。
ここからの進行は早いようで、火を弱めます。
濃い色の深入りから、光沢のあるエスプレッソ豆になっていくので、お好みで焙煎を終了します。
浅煎りは!?
自宅でやるコーヒーの浅煎りは難しいようです。なので、もう少し慣れたら試してみようと思います。
水切り網(ザル)を使ってコーヒー豆を焙煎してみた
ハンドピックした練習豆を使って、水切り網(ザル)で焙煎してみました。
アルミ箔をかぶせて、真ん中だけ穴を開けます。こうすると中の焼け具合がよく見えるようです。
ちなみに、ザルの縁をクリップで留めるとアルミ箔が外れにくくて良いそうですが、なかったので、このまま⇒問題なし
しかし、焙煎はちょっと失敗しました。
火に近づけすぎて、焦がしてしまいました。
また、手網式だと20分間も宙に浮かせて振ってないといけないので、手が疲れます。
これならフライパンのほうがいいですね。
やっぱり、コンロ周りがコーヒーの焼け殻で汚れてしまいました。
フライパンにアルミ箔を張ってみる
今度はフライパンに蓋をせずにアルミ箔を張って焙煎してみます。
こちらも、なかなかうまくいきました。
ただ、熱がにげてしまうのか、1ハゼが来るまでに15分くらいかかりました。
2ハゼがきたのが25分くらいです。
やはり、水気をとばしつつ、蓋をして振るのが早いかもしれません。
あとは、火加減とかでしょうか…
フライパンにアルミをするやり方はコチラを参考にしました。
フライパンで蓋を使ってローストするやり方
7回目以降でわかったこととして、ちょっと慣れてきたのですが、蓋をしたほうがハゼの時間も早いし良いと思っています。
コツは頻繁に蒸気を抜いてあげると同時に、蓋についた水滴をキッチンペーパーなので吹き上げて上げます。
ハゼが始まるまでに10回ほど水滴を拭いています。
ハゼが終わる頃には、蓋に蒸気がほとんど篭らなくなるので、あとは蓋の開閉だけで十分です。
中の様子がわかるように、蓋はガラスのほうがいいでしょう。
6回焙煎してみた結果
はじめにテストしておいてよかったです。
フライパンで3回、手網ザルで1回やりましたが、どれも火が強かったり、按配がわからずに部分的に焼けすぎたり、白いままだったりしてしまいました。
キーコーヒーの市販の豆を見ると、完璧なくらいきれいに統一された色です。
でも、ちょっと色ムラがあっても良い感じもします。手作りっぽくて(笑
6回目に焙煎したコロンビアの深入りはかなり良い感じになりました
コーヒー自家焙煎のまとめ
今回焙煎して思ったのは、自宅でやるにはちょっと大変だということです。
とくにハンドピックなどは、時間の無いサラリーマンには厳しいかもしれません。
まぁ、私、時間ありますので(笑
焙煎方法は、我が家では網よりもフライパンがベターのようです。
できれば200gくらいを一気に焙煎しないと、50gくらいだと手間がかかります。なので専用焙煎器はちょっと不可です。
まぁフライパンなら、手持ちのアイテムで十分できますしね。
ただ、厚みのあるフライパンのほうが楽かもしれません。
あと、フライパンの場合は蓋を使っています。
蓋があると水分がこもるので、頻繁に水分を抜くということが必要ですね。
手間のようですが、網を20分直火に持ったままよりはぜんぜん楽な気がしています。
しかし、コーヒーが焙煎後、3分で飲めるというのは、稀有な幸せ感がありますね。
だいたい2日くらい寝かせると味が深まるといいますが、焙煎したてもおいしいですよ!
追記:その後
焙煎も少しなれてきました。
焙煎は時間が短い(強火)と、香りが少なくなります。
時間をかけると、香りが出ますが、酸味と甘みがなくなり苦味がでます
あんばいが難しいですね。
豆により最適のローストの目安があるようですが、味覚や美味しさは人それぞれですので、慣れたら好きなように焙煎するのが一番だと思います。
今回使ったフライパン
ダッチオーブンで有名なロッジのアウトドア用の分厚い鉄のフライパンです。重いですが、底が平で分厚い鉄が温度を保ち、均一に焼ける気がして使ってみたら正解。蓋はあったほうが良いです。
とりあえずやってみるなら!
煎り手網
その他専用のコーヒー焙煎器
陶器の焙じ茶器
最終形はこれ自動ロースター
珈琲焙煎機コーヒーロースター Gene Cafe ジェネカフェ CBR-101A コーヒー豆 焙煎器 生豆 電動コーヒー焙煎機 ロースト機
※2016年6月にとうとう自動ロースターを手に入れました
その後焙煎したコーヒーを入れてみた
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