田舎に暮らすぞ計画

東京を離れ、田舎に移住・・・八ヶ岳山麓での生活と田舎暮らしDIYの、発見の日々を綴る田舎暮らしブログ。

島の田舎暮らし|対馬に移り住むことを考えてみる

長崎の対馬に行ってきました。

今回は対馬に滞在してみて田舎暮らしで移住する場合に思ったことを書いてみます。
まず対馬について。
対馬は人口33000人の島で、結構大きくて奄美大島についで3番目に大きい島でした。
そして、土地の90%が山です。
岩盤と山の連なり、いりくんだリアス式地形が特徴で、南北に伸びる国道を中心に集落と集落が山道で繋がっています。移動はもっぱら車が必需品となります。場合によっては船も利用価値ありで、定期船も出ています。ガソリンは割高、+30-40円ほどでしょうか…
九州との主な航路空路は福岡なので、福岡県と思っている人が多いようです。
エリアは上島と下島にわかれていて、町の中心は厳原のある下島。上島は静かて人が少ないようです。

4月というのに、この日は全国的に降雪があったようですが、対馬も冬型の気圧配置の時期は風が強くて寒かったです。
島の西側はとにかく風が強いらしくて、住むなら西海沿いは避けた方がいいみたい。

雪はほとんど降りません。

九州100名山にも選ばれた白嶽をはじめ、小規模ですが、海外沿いまでずっと山が続いています。
そのお陰で、ちょっと山に入っただけで川がすごくきれいです。
そして、水がおいしい。
北海道の利尻島や屋久島もそうですが、森がある島は、きれいな川と海水が混ざって周辺の海藻や魚にも恵まれています。
漁業が大きいと思いますが、平地がなく農地は少ないです。
観光客は意外にいます。

外国人の多い島

実は九州よりも韓国(プサン)が近かったりします。
なので、韓国人観光客が圧倒的に多いそうです。全体の4割くらいいるそうです。
なので、町のあちこちにはハングル 文字が多いです。
海の漂流物もあちらからやってきます。
島の北端では、プサンの花火大会も見られるそうですよ。


対馬人はのんびりしていて商売気がすくなく、島の雰囲気は結構田舎のままです。(壱岐の島は対照的なようです。)
島にはあちこち行きましたが、たいていどこものんびりしていますね。

少子化と人口減

高校は2校。
学校が離れすぎていて島内なのに寮に通って登校する子供もいます。どうせなら中学校の時点から内地の学校に通わせる家庭もあって、少子化も進んでいるようです。人口は減っています。
ということは、空き家も結構あるかもしれません。
アウトドアアクティビティは豊富です。
磯釣りはもちろん、トレッキングやシーカヤックが人気です。
入り組んだ浅芽湾は年中穏やかです。
冬場は渡り鳥を見に訪れる人も多いそうです。
それから温泉もいくつかあります。
動物は有名な対馬ヤマネコのほかはイノシンやテンが多いようです。

とにかく魚がおいしい

今回3日間の滞在で毎日魚を食べてましたが、美味しすぎです!
自宅用に魚を釣るくらいなら、竹竿でも釣れるそうです。
山もあるので、タケノコや山菜、そして、椎茸も特産になっています。

便利な都市福岡まで高速船でも近いので、島から外へ遊びに行きやすく、島移住としては何かと都合もいいですね。

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