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田舎に暮らすぞ計画

東京を離れ、信州・長野県富士見町の田舎に移住・・・八ヶ岳山麓での貸家生活と田舎暮らしDIYの、感謝の日々を綴るブログです

アンティークな引き戸(窓・扉)を自作してみた|二重窓の断熱対策がもはや趣味の木工になっていた

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いやはや、こんなレトロな建具を自作してしまいました!

連日の作業で、もう腰が痛くて(汗

本日から骨休めに出張いってきます!

前回製作した玄関の扉に続き、その横にあるスカスカのサッシ窓をどう断熱するか、ということから、カーテンやポリカではもう気がすまなくなり、窓枠を付けることにしたのですが、なにせ開口部が2.2mの高さなので、難題でした。

すべてはヤフオクの出品を発見したのが始まり

ヤフオクで中古の建具(引き戸)を買おうとおもっていて、目に止まったのがこれです。

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レトロな引き戸!

かっこいい!

ほしい!

でも、多分高くなるから、自分で作るしかないかな・・・

となったわけです。

デザインは完全とまではいきませんが、採用させてもらいました。

大正時代(!?)のデザインってほんといいですね♪

しかし今回自分で作ってみて、落札価格が@3万円弱でしたので、労力と材料費を考えると、ヤフオクのモノは安かったと思いました。

とはいえ、作っていること自体が楽しくて、やっぱり自作して良かったと思っています。

断熱用のガラス戸を自分で作ってみる|超かわいい窓の作り方

 

基本、図面は引かないナンチャッテDIYなのですが、今回は、それでも方眼紙に寸法合わせをして作成しました。

窓(引き戸)に使用した材料(戸1枚分)

スギ材1720×30×40mm2本・860×30×40mm 3本

 ヤフオクに出ている製剤所の木枠用のスギ20本セットを注文し、そのなかから曲がりの少ないものを厳選。スギ20本で4000円と格安

ヒノキ材800×20×20mm 2本(横)・400×20×20mm 2本(縦長)・290×20×20mm4本 ホームセンター

シナベニア810×550×4mm1枚 ホームセンター

木ネジ 太42mm6本 細25mm4本 ホームセンター

ガラス(3mm厚) 四隅300×300mm4枚 真ん中上下120×300mm2枚 センター410×300mm1枚 サイド410×200mm2枚

ガラスはステンドグラス用のものを取り寄せました。ガラス代だけで2万円(2戸)くらい。

ガラスはコンフィアンス(北海道のステンドグラス職人さん)が種類も豊富でおすすめ!

材料の総費用:だいたい3万円くらい?

木材の曲がり・反りをとる

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まずはじめに木材の反ったところを修正していきます。

なかなか、自動カンナでもない限り、簡単ではないですが、私は鉋を使える人なので、なるべく目視して大きな反りや曲がりをけずっていきました。手間をかけないためにも、なるべく初めから真っ直ぐな材料を使うのがベスト。しかし、この作業を怠ると、ガラスをはめこむ溝を掘るときに溝が真っ直ぐほれないこともあります。

ここで使った道具

窓枠のガラス溝を掘る

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つぎは溝を掘ります。
まずは、そのための治具(ジグ)の作成です。

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コンパネにトリマー(ルーター)を下から取り付けるために、正確にネジ穴を開けて、トリマーをコンパネに取り付けます。ネジで簡単に固定できます。

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ネジが表に出ないように、ネジ頭の穴もあけます。

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そこに、真っ直ぐなあて木をクランプで固定します。

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これに溝を掘る木材を沿わせれば、溝がほれます。

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ビットは3mmを使ってみましたが、ステンドグラスは凹凸の模様や厚みにかなりムラがあるので最終的に4mmにしました。

しかも3mmビットが折れました。安物なのでしょうか?切れ味も悪く切り口もガタガタで2本は作りなおし>┼○ バタッ

何度もホームセンターに通います(笑

※折れないビットはこちらです↓

 

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最終的にはこんな感じ

ここで使った道具

  

 

 

 木枠のホゾとホゾ穴作り

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これがけっこう骨が折れる仕事です。

これもなるべく電動工具でやりたいところですが、基本手作業でやりました。

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スコヤ(直角定規)と毛引きでホゾ凸を削る線をつけます。

鉛筆よりもカッターなどのほうが正確です。

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電動ノコギリでカットします。

深さは慎重にセットします。

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このとき丸鋸用の治具を作ってみましたら、大活躍でした。

あて木に沿わせるだけで、1mmも狂わずにカットできます。

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あとは、ノミとハンマーを使ってホゾを掘っていきます。

腰が痛い(笑

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ホゾ穴凹のほうが手間がかかります。穴がちいさいので、ドリルやルーターは使わず、ノミだけで、ホゾ凸の深さ+1-2mmくらいを掘っていきます。

ポイントは、スコヤで引いた線よりも2mm程度内側から掘るようにします。そうしないと、切り口が必ず割れたり凹んだりするからです。

初めはヒノキの細木のほうもホゾを作っていたのですが、ホゾ穴のほうを掘る段階になって、恐ろしい作業工程が垣間見えたので、ホゾはすべて切り落としました(笑

ここで使った道具

    

枠をはめながらガラスをカットする

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 木枠ができたらガラスをカットします。

ここで、枠に実際にガラスをはめ込みながらガラスのサイズを決定していきます。

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溝の深さを考慮しないといけないのですが、ガラスには「あそび」をつくってあげないといけないので、実際にセットしながらいい塩梅でサイズを決めます。

ガラスはあらかじめ注文のときに大きさを決めてオーダーするとやりやすいです。

だがしかし!

ガラスを細く切るのが至難の業だった!

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ガラスをカットするのは訳ないのですが、幅が1cm以下、となるとかなり厳しいです。

ガラス加工の過去記事 

 

前回失敗した経験があったので、細くガラスを切る動画を見て、ヤットコ(ガラス用の丸いペンチ)を注文しておいて良かった!

これがないとガラスを切ることはできませんでした。

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それでも、ステンドグラスは凹凸があるので、普通のガラスのように切れずに、バリバリを割れていきます。

もうドキドキですわ(汗

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ガラスを枠にはめながら、塗装のときのためにマスキングテープも張っておきます。

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ガラスのあそびが広すぎて、ガタガタになっても大丈夫。

扉の戸当りクッション材(D型)を細く切って、

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ホゾの中に埋め込んでいけば、カタカタしなくなります。

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最後に、一番下の板(シナベニア4mm)をカットして枠におさめていきます。

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真ん中のホゾを入れて、最後に一番下の枠を取り付けます。

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ピッタリはまりました!(めずらしいw

直角も見て・・・(まあ、少々くらいは良しとします)

ここで使った道具

   

 

組んだ窓枠の固定

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通常、木枠の固定は、ホゾを組むと木工ボンド付けするのが基本です。

しかし、その場合、1mくらいのクランプが何本も必要だったり、ガラスが割れたときに交換が出来なくなってしまいます。

我が家は賃貸なので、いつでも持っていけるように、木ネジでとめることにしました。

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まずは直角クランプで木枠を固定します。

そして、電動ドリルで穴あけです。

①ネジ頭を埋める大穴

②ネジの下穴(木ネジの太さよりやや細い)

③ネジ止め

直角と枠の隙間がないようにネジ止めします。

このとき、最後の締め付けはドライバーで手で丁寧にしめます。

ここで使った道具

  

窓枠を塗装する

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最後は塗装です。

塗装する前に、ペーパー(#320)できれいにします。

とくに枠の木口などは、面取りといって、角をとっておきます。

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ペーパーかけで出たくずをきれいに拭いたら塗装室(車庫)へ。

車庫に溜まった砂ホコリや落ち葉をあらかじめ掃除しておきましたw

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養生用のマスキングテープに加えて、ビニールがついた養生テープでガラス面全体をそれぞれ覆います。

手間かかりますねぇ~

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水性塗料がけっこう必要です。

今回わかったのは、ハケは安物よりも少々良いもののほうがムラが出にくいです。

片面づつ塗っていきます。

通常、荒い風合いが好きなので、経費削減の意味でも1度塗りしかしないのですが、今回は、2度塗りしました。

枠の幅に合わせてハケもいくつか用意したら正解でした。

それでもムラできますけどね^^;

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子供にジャマされないように、エサを与えておきました(笑

ここで使った道具

   

 

自作した窓枠を玄関にセットする

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塗装と同時に窓をセットすることを考えます。

悩みながらも、スギの2×4で壁の内側に枠を作りました。

そこに引き戸式にスライドレールを付ける予定でしたが・・・

しまったぁ~!!

大間違いしました。。。

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2枚が引き戸にならない幅wwww

壁の枠をつけたら、2枚が横並びにピッタリフィットしました。

これじゃ固定窓じゃん!

最初の図面でまちがっていたのね…(T-T*)

ということで、、、

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丁番をつけて開き戸にします!

これでいいだろ・・・文句ナシ!(仮固定です。

じつはまだ製作途中です(追記予定

↓↓追記しました

引き戸と上窓も完成|玄関が完全に二重化

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ということで、左に枠木を追加して、引き戸が完成しました。

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上の窓もガラス枠を作ってはめました。

これで完全に二重窓になりました!

 

ステンドグラスの二重窓は超絶きれいだった!

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夜にはわからなかったのですが、朝起きたら、この透かし!

なんともきれいですねぇ~♪

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プロの建具屋には適いませんが、満足度は250%くらいです。

 

その後、別の引き戸を作りました

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