東京に住んでいた頃は、包丁を研ぐなんて面倒でやりませんでしたが、八ヶ岳に引越してきて、「自分でなんでもできる」癖が身についてきたせいか、思い切ってダイヤモンドシャープナーをアマゾってみました。
キレールという名のこのシャープナー、フォルムもかっこいい。
こう見えても木工の職業訓練を受けたことのある身です。
刃物を研ぐということくらい理解していました。
いたんです。
つまり、刃物は、砥石で研ぐのは得意です。
カンナの刃などの精密なものは角度がちょっとでも変わるとダメなんです。
なので、、洋食屋さんのコックがシャープナーでシャカシャカやっているのを見ても、あんなブレブレな手持ちではしっかり研げないに違いない、と勝手に思っていました。
3つのナイフをダイヤモンドシャープナーで研いで見る
今回、研いだのは、まったく鈍い切れ味になったこの三つです。
グローバルの包丁
ダマスカス鋼のミニ包丁
ハットリのウッディハンドナイフ
三つとも3年以上研いで居ません^^;
すべて刃先が白くなっています。
これは、刃が丸くなっている、あるいはガタガタしている証拠です。
ダイヤモンドシャープナーを使って研いで見た
砥石のように、何回もシャカシャカこするのではなく、角度を保ったまま(10-15度くらい)根元から刃先にいっきにシャっと研ぎます。
力は入れずに、若干荷重をかけながらします。(力をいれると角度がかわります)
これを7-8回してみました。
あとは、バリがでるので、木っぱやまな板などに1-2度刃を立ててスライドさせます。
それだけです。
砥石なんかよりめっちゃ簡単だった!
本当にこれだけでいいの!?って感じで、3分で終わりました。
砥石とちがって、目が粗く、仕上げもしていないので、刃面にキズがついたままですが、刃先のラインはくっきりしました。
一応は研げているみたいです。
刃こぼれもありましたが、あまり気にせずに軽研ぎで終わらせます。
シャープナーで研いだナイフの切れ味を試してみる
グローバル包丁でバナナをきってみました。
は!!
すごい切れる!!
ほとんど力を入れずに、すっと入っていきます。
まぁ、バナナですので当たり前といわれそうですが…
刃こぼれしていたダマスカス鋼ナイフで、バナナを透けるほどにスライスしてみました。
・・・やばいッス(笑
ダイヤモンドシャープナー恐るべし!
※今後のときどきメンテは、3-4回の研ぎで問題ないようです。
さらに、砥石かもっと細かいシャープナーで仕上げしたらベターですね。